テクノ・ポップ

Perfumeが好きであることを以前書いたと思うが、テクノ・ポップはわりかし悪くないと以前から思っている。

YMOのことを少し書いたけれども、ここではその他のテクノ関係のグループについて、いくつか。


KRAFTWERK

YMOのさらに先駆ともいえる存在。「AUTOBAHN」「TRANS EUROPE EXPRESS」等の70年代中盤に出したアルバムのほか、80年頃には、「THE MODEL」がイギリスのチャートで1位になる等。アルバムを買ったことはないし、ライブも見に行ったことはないが、今のサカナクションにも繋がる、ステージで4人くらいがPCを前に並んで演奏するスタイルは斬新であった。「DENTAKU」という、日本語の歌詞の曲もありました。

「社会を映す鏡でありたい」と、MIRRORの頭文字をとって「M」と称したマイク・スコットのプロジェクト。79年に、当時のディスコブームにも乗って、「POP MUZIK」という曲が英米でナンバーワンヒットとなったが、まさに初期テクノのサウンドであった。ただ、ヒットしていた中3の頃、この人の「NEWYORK, LONDON,PARIS,MUNCHEN」というアルバムを買った友人の「うえちゃん」が、ひどいアルバムだと嘆いていたのを覚えている(笑)。

TUBEWAY ARMY~GARY NEWMAN

80年代初頭にイギリスを席巻。TUBEWAY ARMY(事実上ソロプロジェクトか)で「ARE FRIENDS ELECTRIC?」をイギリス1位にし、その後GARY名義で「CARS」「COMPLEX」「WHITE BOYS AND HEROES」とヒットを連発(「CARS」はアメリカでも大ヒット)。「僕は車の中がいいんだよー」てな、引きこもりの走りのような曲であったよう。ポップだがYMOのように軽やかさはない重苦しいサウンドは個人的にはわりと好きであった。

DEPECHE MODE

当初テクノのアイドルグループという感じでイギリスから出てきたが、ヴィンス・クラークが抜けたあと、サウンドが変貌し、ダークなイメージも踏まえた「CONSTRUCTION TIME AGAIN」「SOME GREAT REWARD」といったアルバムは結構よく聴いた。前にも書いたけれども、「PEOPLE ARE PEOPLE」が全米でヒットしてしまった際には、こんなシリアスかつ暗いサウンド(メロディーはポップではあるが)がアメリカで受けるのか、とかなり衝撃を受けたことを覚えている。その後はスタジアムバンドにまで成長し、今も活動しているのかも。テクノ系ではもっとも息が長く人気の高いバンドの1つであろう。

NEW ORDER

前にも書いたと思うが、「JOY DIVISION」が、イアン・カーティスの自殺で終末を迎え、のこされた3人に1人が加わって結成された。イアンの死をモチーフにした「BLUE MONDAY」という暗いテクノサウンドの曲が、イギリスでロングヒットとなり、私も繰り返し聞いたものである(今も月曜日の朝に、頭の中で流れることがある。)。その後はどんどんポップ化し、まさにこれもテクノポップのヒットメーカーとなった。


他にもいろいろあったなあ。

日本でも、ジューシーフルーツ、プラスティックス、P-モデル等々。






ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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