子連れ別居へのアドバイスに賠償だとよ。

https://www.bengo4.com/lawyer/mypage/news/articles/82231


明らかに萎縮効果が生じるだろう。

弁護士は依頼者の訴え、望みを注意深く聞き取り、必ずしもその話の内容を一面的にのみ聞き取ることはせず、かつ依頼者の気持ちに寄り添い、アドバイスをし、その上で依頼者の行動をサポートする、そのように活動していると思っているし、少なくとも自分はそうしているつもりである。


本件事件の本当の意味での詳細な事情を知ることはできないのだろうが、その表面からすくい取られたパブリックイメージは、ある筋の方々にとっては追い風・朗報になるのだろう。

しかし、私や私のような活動をしている者には、あきらかに枷をはめられたような作用をするであろう。

弁護士に対する不当な訴訟とかを今後助長することになるのだろうか。

この判決が確定した場合、原告がおこす懲戒請求に対し、弁護士会はどう対応するのだろう。

もし弁護士会が懲戒請求を退けた場合、またある筋の方々は、「仲間内での助け合い」などと仰るので(ほざくので)あろう。

そして、DV被害者支援等の枠組みが社会的に整う中で、また「割りの悪い」「儲からない」DV被害者支援に携わる弁護士は、減少するのだろう。

その際、誰が法的なDV被害者支援を担うのだろうか。


この判決が、こういったことを助長することにならないことを祈る。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000