ガラパゴス状態

先日、埼玉会の「委員長会議」というものに出席した(リモートで)。

埼玉会の数十個もある委員会の委員長が集まっているのであるが、参加してみて驚いたのは、われわれの業界で言うところの「期」(要するにいつこの職業につく資格を得たか、ということの数字)でいうと、私はほとんど一番上の方になっており、また年齢的にもやはり一番上の方にいることに気づかされたことである。

その会では、中堅以上の会員が委員会に出席してもらう方法について、若干の議論がなされた。そこで私は率直に、「しばらくぶりに出席すると、ガラパゴス状態であることがわかる。」「委員会はそれぞれ、枠組み等がどんどん深化しまたリニューアルされているので、出て行ってもとんちんかんなことがあり、正直居づらいということもある。」「とくに久々に出て行って歓待してほしいとか言うつもりはもちろん無いけれども、率直な感想はそういうところである。」というようなことを述べさせて頂いた。

今回の会で感じるまでもなく、委員会へ自分と同世代か、もう少し上の人が出てくるというのは、あまりないように思う。みなそれぞれ自分の仕事や取り組みが忙しいのだと思うし、あるいは私と同じような感覚で出にくくなっていたりするのではないかと思う。

なんというか、毎年毎年の繰り返しの取り組みで、あっという間に(中途半端なままに)数十年が経過してしまったというところ。おそらく大半は惰性だったのだと思うが、それでも「今年は何か新しい取り組みを」などと自分なりに考えて参加していた部分もあった。しかし、結局のところ具体的に何かをやっていたわけではないから、それは当然ガラパゴス状態にはなるわな。


だからもうそろそろ関与するものを最小限に留めよう留めようと毎年考えるのだけれども、年度初めの委員会所属希望調査ではなんとなく「もう一回だけ」「もう1年だけ」などと(あまり意味の無いことだが)また希望を出してしまい、そうするとMLに残ったりするので情報が入って、またいっぱいいっぱいなのに中途半端な関わり方をするのだなこれが。


気づいたら古稀とかかんたんになっているのだろう。

何が書きたいのかよくわからない本日であった。


ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000