ティナ・ターナー死去

60年代に、当時の(DV)夫とともに、「アイク&ティナ・ターナー」で、「river deep mountain high」「proud mary」等のヒット曲を放った。当時の映像は大変パワフル。

その後、しばらく不振が続いたようだが、個人的には80年代中期ころ、アル・グリーンの「let's stay together」のカムバック・ヒットでリアルタイムで接するようになり、その後、「what's love got to do with it」「we don't need another hero」等の大ヒットで活躍したことは、(いやでも)よく知っている。

新聞にも割と大きく報じられ、BBCなどではかなり時間を割いて報じられていた。

10年前に脳出血で倒れ、その後は体がうまく動かなくなり、さらにその後病気を併発して、晩年は闘病生活だったようである。突然逝ってしまったジェフ・ベックとかとは違ったんだなあ。


この人、とてもすばらしい実力者であることは前々から承知していた。

しかし、なにぶん自分の親にほとんど近いくらいの年齢で(ジョン・レノンよりも年上)、リアルタイムで登場した時点で結構なおばさん(しかも、かなり野性的な風貌と衣装でパワフルにゴリゴリ押してくる感じ)で、正直得意ではなかった。暑苦しい感じ。どちらかというと苦手なタイプのミュージシャンであった。

しかし、かなり息の長い活躍をしてきたシンガーと言うことはもちろん否定しようがない。そんなわけで、前記した「what's love・・」を久々にYouTubeで見てみたが・・そんなに悪くも暑苦しくもなかった。こっちも年を取ったと言うことか・・?


余談だけれども、creamの陰の立て役者であったピート・ブラウンも死去したそう。

それから、傾向はずいぶん違うけど、マーク・スチュワートも逝った。何年か前に見に行った時点で、結構息が上がっているな、とは思っていたけれども、まだ60代で若かったな(出てきたのが16才くらい、こちらはまだ中学生だが2,3才しか違ってなかったと思う。)。


次々に訃報が届くなあ。時代は着々と幕引きに向かっているのか・・。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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