スコットランド戦。
まさに死闘だった。いい試合だった。
ガチンコ勝負で、スコットランドに勝つとは、ほんとに驚き。
無駄なノックオンや、相手の圧で焦ってのノットリリースザボールでチャンスを逸したりする場面が少なかった。
開始早々にいきなり早い攻撃でトライを取られたときは、やはりなかなか難しいだろうと思っていたが(正直、勝つ可能性は2割以下と思っていた。)、すぐに取り返し(この、タックルを受けながらのパスが絶妙で、松島とピタッとタイミングが合った。)。、
しかも、その後の攻撃がすばらしかった。プロップが真ん中にトライした際の連係攻撃、チョン蹴りでウイングを走らせてのトライ、そして後半のスコットランドのメンバーチェンジを経て疲れのないメンバーによる怒濤の攻撃を、いやいやよく守った守った。
バックスの足や、キッカーの正確さは以前からもそこそこあったけれども、何より、スクラムやモール等密集でフォワードが対等に勝負できているのが強い。スクラムで相手がコラプシングに出てしまうなんて、なんだか信じられない。スクラムが強いので、有効な球出しができる。そして、パスミスも本当に少ない。信じられないほど。
なんとも感慨深いこの勝利(これまでの3試合も、フルでは見ていないものの、皆よい攻撃と防御が・・特に防御が素晴らしい・・特にアイルランド戦は、本当にこのチーム、ベストエイトに出てほしい、と心より思った。)。
大変な災害の中、試合の実施自体が危ぶまれていたが、いろんな意味で実施されてよかったと思う。
次は南アで、さすがに今度は厳しいと思うが、しかし大会前に一回こっぴどくやられているので、南アがその感覚で冒頭構えていた場合に、面白いことになるかもしれない。
若干痛んできている人も出てきているが、もう少し期待したい。少なくとも素晴らしいプレイを。
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