ジミヘンのサウンドのバックボーンに、ブルースがあるということは、そのいくつかの楽曲(必殺「red house」然り)からよくわかるものであり、そういったカバー曲もいくつもある。
ただ、ほかにも結構カバーしている曲がある。短い活動の中でだが。
「sunshine of your love」
これはジャック・ブルースがとっていたボーカル部分を、だいたいギターで奏でている。わりと原曲に忠実に淡々と演奏されるが、エンディングの方でスローダウン。
「johnny b good」
チャックベリーバージョンに比較的忠実だが、よりずっとハードかつヘビーにアレンジ。ギターソロパートなどは独自。
「day tripper」
ジミヘンはこのビートルズの曲が好きなようで、たびたびライブで演奏している。間奏部分は独自のジミヘンバージョンで。より攻撃的。
「sgt.peppers lonely hurts club band」
この1967年6月に発表された曲を、ジミは同月末のモンタレー・ポップ・フェスティバルで早々と演じている。同フェスへ推薦してくれたポールへの感謝もあったのかもしれないが、この曲も特に初期にはよく演奏されている。
「all along the watchtower」
「like a rolling stone」
ディランのこの2曲を落としていた。
前者は68年にシングルカットもしている(これも発表した直後だろう・・「ジョン・ウェンズレイ・ハーディング」に入っていた。個人的にお気に入りのカバー。)。後者は初期からたびたび演奏(これも発表は66年だから比較的すぐにカバーしている。)。
ほかにもいろいろあったと思うが、すぐには浮かばないのであとで加筆。
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