いつ頃からか、この言葉をよく聞くようになった。
野球の松坂大輔かだれかが「最初に」つかったのだったか。
英語本来の意味としては、「復讐」というニュアンスの言葉なのではないかと思うが、
和製英語としては、「巻き返し」「挽回」的な意味合いで使われることも多いよう。
和製英語は元の意味と変わってきているものもいろいろあるだろうし、
それはそれでありなのだと思う。
ただ、個人的には、この「リベンジ」を本来の意味で考える場面もありそうである。
具体的に何かそのような行動をとることはないとは思うし、
そのような言動も慎もうと思ってはいるが、
どうにも釈然としない、あるいは、許容範囲を超えているようないくつかの物事については、この言葉を本来の意味で使いたい、使わざるを得ない場面もありそうである。
どうにもここのところ、引かなければならない場面、言葉を差し控えなければならない場面が多いような気がする。年齢が上がってくると、とみにそのようなことが多くなるようにも思う。昔から、腹が立てばはっきり言う方だったので(教師や上司に対しても)、この引かなければならない、というのは結構しんどいことはしんどい。
引かなければならないこと、そのこと自体は仕方ないとしても、そのことにより、自分自身の気持ちが知らず知らずのうちにダウナーになってしまうこともあるようである。
これははっきり言って、馬鹿みたいな話だ。損な話だ。
こんなつまらない話はない。自分に落ち度があるわけではないのに。
直接面罵する必要はないが、思い切り心の中で「さげ!」と叫ぶようにする。
「この不届き者!」「無礼野郎!」
それだけでも、精神衛生上はよいのかもしれない。
考えてみれば、こちらも日々それなりに真剣に物事に向き合い、行動し、発言している(つもりである。)。いい加減に行動しているつもりはない。
それを足蹴にするような言動は、本来は許しておく必要はない。
しかし、無関係な公衆の面前でどうこう言っても始まらない。「知らんぷり」である。表面は。
しかし、心の中で「面罵」する。
そんなことくらいはやってもいいはずだ。そのくらいは許されるはずだ。
(すでにいろんな人からやられているのかも知れないが・・)
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