チャーリー、逝く。

ストーンズの現行メンバーは、なんとなくずっとずっと4人で、マイペースで生きながらえてやっていくのだと思っていた。

85になっても90になっても、100になっても。

そのうち、からからに朽ち果てて、気づいたら屍が演奏しているような、

そんな風になるのではないかと思っていた。

否、そもそも屍になるなどと言うことも考えすらしなかった。


順番としてはチャーリーが最初になるのだとは思ったが、正直、こんなに早くそうなってしまうとは。

ストーンズの「サイレントな」リズム隊を長年にわたり担ってきた。まさに「黒子」。

派手なプレイはないが、ストーンズのリズム隊と言えば、ビルでありチャーリーであった。

ビルはもう10数年前からいなくなった(引退した)が、チャーリーはコロナ禍になっても、

オンラインで登場してストーンズサウンドを下支えしていた(無情の世界「you can't always get what you want」)。

最近はすっかり風貌が好々爺という感じになってきて、それ故の味わいも出てきていた。ジャズ好きが高じてのバンド活動なども盛んにやっていたり等、活動も旺盛であったのだが。


最近はストーンズというと、なんか子どもたちのアイドルグループが出てきてしまったりして寂しいものがあるが、やはりストーンズはこちら。そして、チャーリーはまさに不可欠のピースであった。

これでストーンズは終焉となってしまうのか。それとも・・。


ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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