侮れない「ラジオ深夜便」

去る7月に逝去したY弁護士が入院していた頃、「ラジオ深夜便」は結構面白いプログラムだから、眠れないときは試してみるといい、と言ったことがある。もう亡くなる1ヶ月ちょっと前くらいの頃だったか。


自分が4年半ほど前に1ヶ月ほど入院した際、持ち前の寝付きの悪さが高じてなかなか眠れないことがあり、そんなときにこの「ラジオ深夜便」を聞いてみたことがあった。

NHKの深夜放送であり、まあ、お年寄りが聞く、無難な内容なんだろう、だから眠気を誘ってくれるだろうなどと思っていたが、これがほんと侮れない。おかげで眠れなくなってしまった。

以前にも書いたかも知れないが、ある放送の際には、「ブルース・ロック特集」と銘打って、ポール・バタフィールド・ブルース・バンドとか、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズとか、そんなのをたくさんかけてしまっていた。また、ディープ・パープル特集その2ということで、どんなのをやるのか、と思って聞いてみたら、全然聞いたことのない1枚目、3枚目のアルバムとかの曲をたくさんかけてしまい驚いた。

この10/4にも、ジャニス・ジョプリン特集、ということで、これは注目、と思って聞いてみると、のっけから私の好きな「cozmic blues」のアルバムのオープニング曲とか、まだ聞いたことのない「first recording」から2曲とかと、もうやんなってしまう(その後、名盤「cheap thrill」より、「summertime」「pieces of my heart」と定番もかかったが。)。


時に、往年の歌謡曲のなつかしいのも結構かける。岩崎宏美特集とかで、40数年ぶりに聞いた懐かしい曲もあった。


「ラジオ深夜便」、侮れない。

誰が選曲してんだ?


関係ないが、BSで織田裕二が司会をやっている番組では、「21世紀の精神異常者」をたいへんフィーチャーしているのだが、この前たまたま見ていたら、他にも「タルカス」とか、デヴィッドボウイの古い曲がかかっていた。


この選曲の仕事に転職したい。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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