面会制限の再開

長く、もう2年以上も会えていなかった被保佐人のおばあさんと施設で面会。

もう90才を超えている方で、目も見えず、周囲とのコミュニケーションも取りづらいと思うのだが、私が出向いて声をかけると、すぐに反応してくれた。

しかも、大変表情を明るくされて、喜んで頂けた様子。

たいした話もせず、体調や心境を若干聞いたくらいなのだが、

それでも、「知っている人が来てくれるのはとてもうれしい」と仰る。

保佐人についたばかりの頃は、なんだか被害者意識だか妄想だかが前に出てしまっていて、

とても不安定な状況にあり、しかもそんな中で1人住まいを続けておられたのだが、

施設に入られて、少なくとも住環境は落ち着いておられるようで、

認知症も思ったほどには進んではいないよう。

まさになによりである。


これを機に、今度はお子さんたちに面会に行ってもらおうと思ったのだが、面会の時点でも若干示唆されていたとおり、新型コロナの感染再々再々拡大で、また当分の間面会は禁止になるのだと。


この感染症の拡大蔓延は、いったいいつまで続くのであろうか。

ウィルスが変異したとして次々にやってくるのであっても、いつかはインフルエンザ程度のところに収まるのであろうが、それがいつなのか。そしてその線引きは誰がするのか。

(インフルエンザ程度と言ってもそれはそれで重篤化する場合もある。しかし少なくとも現在の社会はこれを受け入れながら営まれていると思われる。もっともこちらはマッチしたワクチンもあるわけだが。)


「マスクは普段歩くときはいりません」とこれだけ言われている中で、それでも95%の人々がマスクをきちんとして歩いているこの国。

それでもかかるんだから(まあ、かかった人は多くは会食とかがきっかけのようだが)、完全に封じ込めることは難しいのだろう。

よく言われるけれども、メジャーリーグのオールスターでは観客はほとんどマスクをしていない。米国も感染爆発しているのだろうか。最近ジョンズ・ホプキンス大のデータを見てないのでわからないが。

日本ハムファイターズも監督以下20数名がかかってしまい、大相撲でも好調だった琴乃若とかも休場のやむなきに至っている。どこまで振り回されなければならないのか、というのが正直な気持ちではある(まあ、標記のおばあさんについては特養だしやむなしなんだけれど。)。



ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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