この仕事に就いてから、もしかしたら初めてかも知れない。
当初、離婚調停申立から始まった件が、夫婦円満調停の成立で終わった。
調停手続をやり、お子さんの面会交流を当職事務所で何度か実施する中で、当事者の歩み寄りが生じてきたもの、
少しずつ慎重に、双方の気持ちのありかを見極めながら、条項の作成においてもなんどか作り直し、また相手方とも協議をし、進めた結果である。
お子さんの面会交流でのようすなども、歩み寄りに寄与したのかも知れない。
相手方代理人弁護士の対応にも感謝。
今後、いろいろなことが夫婦間であるだろうけれども、是非とも乗り越えて、長く関係を育んでほしい。お互いの存在、そして考え方を尊重し合って。自分の方が正しいなどという思いは捨てて(少なくとも、箱に入れて奥の方にしまいこんで。ため込むのもいけないから時々少しだけ抜いて。でも少しだけ。)。
そして、お子さんたちもどうかのびのびと育ってほしい。
全くケースバイケースのこととはいえ、ごくたまにでもこういう解決があると、これはこれで達成感がある。
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