今年は、初めの方で、YMOの2人とか、鮎川誠とか相次いで亡くなるということがあったが、1年を通していつになく多くの人がなくなった感じのある年であった。
個人的には日本のミュージシャンで好きな人はあまりいないのだけれども、時代性等からやはりいろいろ思い出のある人もいた。
最近だと・・
◎谷村新司
アリスというのは特別好きだったわけではないけれども、やはり中学時代とかにすごく売れていたので、ヒット曲はさすがに知っている。「チャンピォン」(・・いうまでもなくS&G「ボクサー」をモチーフにしている)とか「冬の稲妻」が言われていたが、「いまはもうだれも」「遠くで汽笛を聴きながら」とか、「ジョニーの子守歌」「涙の誓い」等々いろいろあった。ソロになってからの「昴」とかは人気が高いけれども、個人的には・・。
そして、よくラジオのDJ番組を聴いていた。セイ・ヤングではなく、夜7時くらいから文化放送(TBS?)でばんばひろふみとやっていたこの番組が結構面白くて(下ネタも結構あり)、毎週聞いていたことを覚えている。ばんばさんの曲が出るのだけれどもここでしかかからない感じで(のちに「sachiko」という大ヒットを飛ばすが。)。
◎大橋純子
正統派ポップスシンガー。一世を風靡した「ニュー・ミュージック」シーンの代表的な歌手。「シンプル・ラブ」「たそがれマイ・ラブ」「シルエット・ロマンス」(・・バーブラ・ストライサンドの「ウーマン・イン・ラブ」あたりからの影響あるような)等々、正統派・実力派のヒットがいくつもあった。
◎チバユウスケ
ちょっとびっくりであった。個人的にそこまで聞き込んではいなかったが、「thee michell gun elephant」のボーカルである。このバンドはかなりコアなサウンドで、好感が持てた。食道ガンだったのだね。
◎もんたよしのり
これも残念だった。魅力的なハスキーボイスで、「ダンシング・オールナイト」のほか、「ディザイア」「ギャランドゥ」等々のヒット曲があった。83年だったか、今は亡き学習院短期大学の学祭に出演していたのを見たことがある。ちょっと人気が下火の時だったからか少しお客さんが少なかったが、リラックスした渋いライブであった。もう一度生で見たかった。
あと、いわゆるビジュアル系のグループの人が何人かなくなったりしたが、その際になされたくるりの岸田繁のコメントがネットで叩かれたりしていて、なんでこんなことで叩くのか全く理解が出来なかった。そんなだったらここに書いている程度のことでもみんな叩かれちまうわ。ネットの匿名ポリスみたいな奴らはみなたたき出されて欲しい。書き込むやつはもちろんだが、そこに思考停止で「いいね」を入れる連中も同罪。
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