朝、自宅の窓を開けると、シャア、シャアというけたたましい蝉の声(音)。
15年前にはほとんど聞かれなかったもの。
かつては、伊豆半島を越えないとあまり見かけなかった(聞かなかった)。
一匹だけでも、かなりの音量なので、これが数匹いるだけで、他を圧倒してしまう。
多数派と思われるアブラゼミの声も背景に退いてしまう形。
近年の温暖化の影響はあると思われるが、木の移植等の際に根についてきたという話もある。いずれにしても、これまで関東近辺に生息していた蝉(アブラゼミ・ミンミンゼミ・ニイニイゼミ・ヒグラシ等々)より一回り大きく、また声も大きく、正直朝からやかましく暑苦しい。
ただ、意外と日中は鳴いていない。アブラゼミの天下に、ときどきミンミンゼミが入るという、従来の形にはなっているよう。
しかしこれから先、このクマゼミがますます伸してきてしまうのだろうか。
まさに温暖化の象徴的な存在と思えてしまい(クマゼミ自身はそんなこと当然思っていないだろうが)、なんともという感じではある。
0コメント