過去30年ほどで、殺された弁護士が何人かいたが、中国のような国でないこの国では、国家権力に抗うよりも、DV被害者のために働く方がより身の危険度が高いように思う。
殺傷事件の被害者となった弁護士の少なからぬ数が、離婚事件関連で被害に遭っている。
少なくとも、現在の日本では、国家権力に対峙する仕事をしている人が殺される、ということはあまりないように思う(関連性はともかく、投獄された人はいたように思うが)。尊い仕事だが、ある意味安全なところで仕事が出来ているのだろう。
米国に与太者大統領が復帰してしまったことで、根拠なき言説を感情のままに振りかざすことに正当性が与えられてしまっている、少なくともそのような方向に世の中が流れて行ってしまうとの危惧感を抱いている。
あの与太者大統領のように、国際秩序を破壊する、人類社会のガン細胞のような存在というわけではないが(米国民の多数が与太者への投票を後悔していることを切に祈る。2年以内にレームダック化することを本当に心から祈る。)、相手方依頼者の逆恨みというのも、ちっぽけな自分のようなものには、恐らく具体性も生じうるような脅威なのだろうと思う。
自分が被害に遭ったときのために、加害者となりそうな人物については、共有しておくつもりである。
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