この仕事に就いて30年を越えてしまった。健診でも久々に引っかかったので、検査を受けに行こうと思う。


よく、この仕事に就いて間もない頃、同業者間で、試験に受からない夢を見る、という話を聞いた。皆がそのような夢を見ることがあったようだ。それが、5年、10年と経つと、どうも見なくなっていくらしい。普通は。

しかし、私は、20年目を過ぎてからも、試験に受からない夢を時折見ていた。試験本番直前なのに、ほとんど何も準備をしておらず、また1年棒に振るのだろうか、との思いに苛まれたり、また、試験会場に行き着かない、時間が迫っているのに電車にまだ乗っている、問題が出てきたが不得意科目で問題文が異常に長い(というよりも厚い。書物が置かれている。問題文は、「さとうひろしの家族は、妻みつえ、長女たかこ、長男秀俊の4人であり、東京都の郊外で一戸建てでの生活であった・・」のように長ったらしい。)、等々バラエティに富んでいた。当然、起床するとホッとしたわけで。

なぜ、人よりも長く、このような夢を見続けたのかはよくわからないが、やはり、なかなか受からなかったという経験は、自分の奥深くにずっと巣くい、流れ続けていたのだろうと思う。


最近は、このような夢は流石に見なくなったが、その代わり、いつになっても行き先に行き着かない夢、また、何か集団で出かけていたのに、気づくと自分だけになっていると言う夢は、度々見続けている。

誰かに分析してほしいと常々思っている。

なお、何かおいしい食事ができそうなのにできなかった、というような夢は見たことがない(うちの配偶者は、そのような夢をよく見るそうだ。)。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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