先日、4半世紀来通院を続けている新宿の病院の帰りに、赤羽で「特別快速 籠原行き」(高崎線)に乗った。
なにぶん「特別快速」である。赤羽を出ると、浦和・大宮で、次は鴻巣。「特別」に速い「快速」だ。
赤羽駅を出発すると、ぐんぐんスピードを上げた。あっという間に荒川を渡り、加速し、ついには先行していた小金井行きの電車もどんどん追い抜いて行く。さすが「特別快速」だ。
・・・しかし、だ。いくら特別快速とは言え、赤羽の次は浦和。小金井行きが普通電車だとしても、やはり次は浦和なのである。
次の停車駅は同じなのに、どうして追い抜くことがあるのか?
・・・そうか。特別快速はきっと、遅れているのだ。だから取り返そうと、必死になって飛ばしてるのだ。
結局、小金井行きを完全に抜き去って、川口・西川口・蕨・・・と駅を飛ばして行く。
しかし・・・
南浦和駅前後で、小金井行きが俄然追いついてきた。
今度は、逆にどんどん抜き去ろうとしている。
しかし、特別快速は特に対抗しない。むしろ徐々にスピードを落としている。
そのうち、両者とも浦和駅に同時に到着した。
こちらは、湘南新宿ラインで6番線、あちらは、上野東京ラインで4番線、同じ時刻に浦和に到着する電車だったのである。
しかし、それにしても、浦和に至るまでの、あの抜きつ抜かれつはいったい何だったのだろうか。
同じ時刻に到着予定で、次の停車駅が同じならば、並走していったっていいじゃないか。
でも、しかし運転士の立場に立つと、並走というのもなんというか、やりにくい感じもする。
そもそも、どちらがペースメーカーになるのか、どちらがどちらに合わせるのか、そのあたりはあうんの呼吸なのか。
15両前後もある電車を並走させるというのも、通常以上に神経を使うのかもしれない。
だから、並走は避けて、抜きつ抜かれつにしたのかもしれない。
車でも、高速とかで隣の見ず知らずの車と何となく並走して行くというのは、あまりやりたいことではないし、神経を使う。
・・・ただ、それは見ず知らずだけれど、電車の場合は同じ社ではあるが・・・。
もしかすると、こういう場合の走行の仕方、運転の仕方というのが内部的にあるのかも知れない。
こういうときは、一方が抜きにかかったら、他方は特にこれをすぐに抜き返そうとはしない、
最終的に到着駅への到着時刻をきちんとするようにはするが、並走はしないようにする、等があるのかも知れない。
それでは、どんなときに抜きにかかるのだろう。
そんなときの運転士の心理ってどうなんだろう。
運転士間の個人的な関係とかも関連するのか?
それとも、別に個人的な動機にしたがって抜きにかかってるわけではないのかも。
「抜きにかかる」にも何かルールがあるのかも。
信号や先行車両との関係もあるのかも・・もっとも到着時刻は同じなわけだけど。
そんなことをいろいろ考えながら、浦和駅から事務所への道を歩くと、退屈しない。
なにぶん「特別快速」である。赤羽を出ると、浦和・大宮で、次は鴻巣。「特別」に速い「快速」だ。
赤羽駅を出発すると、ぐんぐんスピードを上げた。あっという間に荒川を渡り、加速し、ついには先行していた小金井行きの電車もどんどん追い抜いて行く。さすが「特別快速」だ。
・・・しかし、だ。いくら特別快速とは言え、赤羽の次は浦和。小金井行きが普通電車だとしても、やはり次は浦和なのである。
次の停車駅は同じなのに、どうして追い抜くことがあるのか?
・・・そうか。特別快速はきっと、遅れているのだ。だから取り返そうと、必死になって飛ばしてるのだ。
結局、小金井行きを完全に抜き去って、川口・西川口・蕨・・・と駅を飛ばして行く。
しかし・・・
南浦和駅前後で、小金井行きが俄然追いついてきた。
今度は、逆にどんどん抜き去ろうとしている。
しかし、特別快速は特に対抗しない。むしろ徐々にスピードを落としている。
そのうち、両者とも浦和駅に同時に到着した。
こちらは、湘南新宿ラインで6番線、あちらは、上野東京ラインで4番線、同じ時刻に浦和に到着する電車だったのである。
しかし、それにしても、浦和に至るまでの、あの抜きつ抜かれつはいったい何だったのだろうか。
同じ時刻に到着予定で、次の停車駅が同じならば、並走していったっていいじゃないか。
でも、しかし運転士の立場に立つと、並走というのもなんというか、やりにくい感じもする。
そもそも、どちらがペースメーカーになるのか、どちらがどちらに合わせるのか、そのあたりはあうんの呼吸なのか。
15両前後もある電車を並走させるというのも、通常以上に神経を使うのかもしれない。
だから、並走は避けて、抜きつ抜かれつにしたのかもしれない。
車でも、高速とかで隣の見ず知らずの車と何となく並走して行くというのは、あまりやりたいことではないし、神経を使う。
・・・ただ、それは見ず知らずだけれど、電車の場合は同じ社ではあるが・・・。
もしかすると、こういう場合の走行の仕方、運転の仕方というのが内部的にあるのかも知れない。
こういうときは、一方が抜きにかかったら、他方は特にこれをすぐに抜き返そうとはしない、
最終的に到着駅への到着時刻をきちんとするようにはするが、並走はしないようにする、等があるのかも知れない。
それでは、どんなときに抜きにかかるのだろう。
そんなときの運転士の心理ってどうなんだろう。
運転士間の個人的な関係とかも関連するのか?
それとも、別に個人的な動機にしたがって抜きにかかってるわけではないのかも。
「抜きにかかる」にも何かルールがあるのかも。
信号や先行車両との関係もあるのかも・・もっとも到着時刻は同じなわけだけど。
そんなことをいろいろ考えながら、浦和駅から事務所への道を歩くと、退屈しない。
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