訃報が続く

今年は,訃報の当たり年のようだ。

というか、いよいよ60年代~70年代に活躍し、かつ当時ドラッグ等でへろへろになっていた世代の寿命が尽きつつあると言うことだろうか(そう言えば、年末にモーターヘッドのレミーも死んだな。)。

ポール・カントナーも死去(ジェファーソン・エアプレーン)。

もうかれこれ3年くらい経つか。バンド名を冠し、実際には彼のみ(まあ、デビッドフライバーグもいたが)がオリジナルメンバーという面々で来日公演をした。
若手のメンバーが活発に演奏するのを目を細めてみている、という感じだった。好々爺。
楽器の不具合だかを気にして、1人だけたびたび演奏を中断し、スタッフと雑談(失礼)していたのも印象的。

66,7年から90年代にかけて、初期はサイケデリックバンド、サンフランシスコ拠点のアメリカンロックバンド、フラワーチルドレン的な様相で活躍、70年代半ばころからはグループ名を「ジェファーソン・スターシップ」に変え、マーティー・バーリンをフロントとしてAOR色を見せたり、さらに80年代にはボーカルにミッキー・トーマスを加えて、ハードロック色を強めたと思ったら、80年代中盤以降はグレース・スリックとミッキー・トーマスのツインボーカルでの産業ロック路線(「スターシップ」。このころはもしかすると脱退していたかも。このころはひどかったな。)。その後また元の路線へと戻っていった。

「好々爺」といっても、まだ73才くらいだったよう。冥福を祈ります。

でも、やはり死ぬ前に1度お姿を拝んでおくべきだろうか。ボブ・ディラン。
まだまだ元気だとは思うが。
ディラン初心者の私が席を購入することで,コアなファンのための席が1つ無くなるのが申し訳ないんだ。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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