ローリング・ストーンズが新作を出した。
タイトルは、「ブルー・アンド・ロンサム」だったっけか。
ほぼ全曲(1曲ぐらいオリジナルがあったか)、古いブルースのカバーである。
演奏が結構ラフでバタバタしていて、かつ攻撃的。
この人達、みんな70歳越えてるんだと思うけど、なんだろこれは?
実は私は、ストーンズの新譜を発売時に買ったことがほとんどない。
唯一、「ブードゥー・ラウンジ」という91年頃のアルバムだけはリアルタイムで買ったのだが。
「タトゥー・ユー」などは、新譜として出たときラジオで聞いて、うん、このアルバムはとても良い、と思ったのだが(「スタート・ミー・アップ」がシングルカットで大ヒット)、それでも何故か買わなかった。
それが、今回は何故か、買った。
やはり、ストーンズのルーツであり、かつ真骨頂であるブルースのオールカバーとなれば、そりゃ期待するでしょう。
そして、購入したら、やはりこれはよい。たぶん、聞き込むにつれ、もっと良くなると思う。
willy dixonの「I CAN'T QUIT YOU,BABY」なんて、ツェッペリンのファーストとか「CODA」にも別バージョンが入っていたりするが、こちらはかなりおもむきが違う。原曲に近いか?
その他、結構渋い選曲なのだと思う。ストーンズやブルースのコアなファンのようなコメントは出来ないけど、
やはりストーンズの真骨頂だ、というところ。
ビートルズとストーンズ、対照的に語られたり、また比較されたり等多いが、
今回、この新譜のほかに、60年代のデビューからのストーンズ・ボックスセット(モノバージョンの)をまとめて購入し、初期のアルバムをいくつか聴いて、改めて、「初期はビートルズよりもストーンズだな」と再認識させられた。
双方は、B4がリトル・リチャードとかプレスリー、バディ・ホリー等のロックンロール、また黒人音楽の中でも比較的ポップな(とはいえカバーしている曲は玄人好みの曲が多いようだが)サウンドに影響を受けている感があるのに対し、ストーンズはやはりマディ・ウォータースやハウリン・ウルフ、ウィリー・ディクソン等々のブルースミュージシャン直系のサウンドという感じである。チャックベリーあたりでかぶっている感じか(ストーンズの「キャロル」とか「スター・スター」などはこの感じ)。66年あたりからはいうまでもなくB4がすごいことになってゆくが、ストーンズも、「サタニック・マジェスティーズ」とかいささか混乱した時期もあったものの(これはこれで良さはあるが)、1968年初頭に出た「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」以降の怒濤の大ばく進、「ベガーズ・バンケット」「レット・イット・ブリード」「スティッキー・フィンガーズ」の大傑作三連発(特に前の2枚かな)で、がっちりと自分たちの足元を固め、その後気づいたら50年、ということになった。
そういえば、しばらくまえにこばやしくんが、「坂下さん。すごいよ。サティスファクションのリフにはオリジナルがあったんだ!」などとメールを送ってきて、その後町で声をかけてきたことがあった。
まだまだこの世界も奥が深いなあ。
タイトルは、「ブルー・アンド・ロンサム」だったっけか。
ほぼ全曲(1曲ぐらいオリジナルがあったか)、古いブルースのカバーである。
演奏が結構ラフでバタバタしていて、かつ攻撃的。
この人達、みんな70歳越えてるんだと思うけど、なんだろこれは?
実は私は、ストーンズの新譜を発売時に買ったことがほとんどない。
唯一、「ブードゥー・ラウンジ」という91年頃のアルバムだけはリアルタイムで買ったのだが。
「タトゥー・ユー」などは、新譜として出たときラジオで聞いて、うん、このアルバムはとても良い、と思ったのだが(「スタート・ミー・アップ」がシングルカットで大ヒット)、それでも何故か買わなかった。
それが、今回は何故か、買った。
やはり、ストーンズのルーツであり、かつ真骨頂であるブルースのオールカバーとなれば、そりゃ期待するでしょう。
そして、購入したら、やはりこれはよい。たぶん、聞き込むにつれ、もっと良くなると思う。
willy dixonの「I CAN'T QUIT YOU,BABY」なんて、ツェッペリンのファーストとか「CODA」にも別バージョンが入っていたりするが、こちらはかなりおもむきが違う。原曲に近いか?
その他、結構渋い選曲なのだと思う。ストーンズやブルースのコアなファンのようなコメントは出来ないけど、
やはりストーンズの真骨頂だ、というところ。
ビートルズとストーンズ、対照的に語られたり、また比較されたり等多いが、
今回、この新譜のほかに、60年代のデビューからのストーンズ・ボックスセット(モノバージョンの)をまとめて購入し、初期のアルバムをいくつか聴いて、改めて、「初期はビートルズよりもストーンズだな」と再認識させられた。
双方は、B4がリトル・リチャードとかプレスリー、バディ・ホリー等のロックンロール、また黒人音楽の中でも比較的ポップな(とはいえカバーしている曲は玄人好みの曲が多いようだが)サウンドに影響を受けている感があるのに対し、ストーンズはやはりマディ・ウォータースやハウリン・ウルフ、ウィリー・ディクソン等々のブルースミュージシャン直系のサウンドという感じである。チャックベリーあたりでかぶっている感じか(ストーンズの「キャロル」とか「スター・スター」などはこの感じ)。66年あたりからはいうまでもなくB4がすごいことになってゆくが、ストーンズも、「サタニック・マジェスティーズ」とかいささか混乱した時期もあったものの(これはこれで良さはあるが)、1968年初頭に出た「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」以降の怒濤の大ばく進、「ベガーズ・バンケット」「レット・イット・ブリード」「スティッキー・フィンガーズ」の大傑作三連発(特に前の2枚かな)で、がっちりと自分たちの足元を固め、その後気づいたら50年、ということになった。
そういえば、しばらくまえにこばやしくんが、「坂下さん。すごいよ。サティスファクションのリフにはオリジナルがあったんだ!」などとメールを送ってきて、その後町で声をかけてきたことがあった。
まだまだこの世界も奥が深いなあ。
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