つい先日、チャックベリーがついに亡くなった。
90才だったと。
言わずと知れた、ロック創生期の功労者であり、「神様」。
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」「スイート・リトル・シックスティーン」「メイベリーン」「ロックンロール・ミュージック」「ジョニー・ビー・グッド」等々、超有名でカバーもバカバカあるような曲が目白押し。ビーチ・ボーイズなどは、「スイート・・」を「サーフィン・USA」という曲にしてしまったほどである。B4の「ロール・オーバー・・」のカバーも、イントロのジョージのソロから、ボーカルもジョージで、こぎみよい初期の名演奏である。「ジョニー・ビー・グッド」は、ジミヘンやジョニー・ウインターのカバーがとてもかっこいい。
ただ、個人的にはチャック・ベリー自身はそれほど好きではなかった。
まあ、「偉大な人」だとは思うが、文字通り尊大だったようだし(そもそもロックミュージシャンなのでそれ自体はどうでもよいことなのだが。)、演奏しているビデオとかであのダック・ウォークとかも見たことがあるけれども、とくにグッとはこない。
初期の「ロックンロール」にはあまり食指は伸びないのだが、チャックベリーとだったら、太る前のプレスリー(監獄ロックあたりより前。兵隊に行く前。「帰れソレントへ」、とか、「イッツ・ナウ・オア・ネバー」(オーソレミオだ)とかじゃなくて。)の荒々しい演奏の方がずっといいと思う。
チャック・ベリーのことは、ビートルズもストーンズも好きだった。みんながまずは彼を目指した。たぶん、アラン・ホールズワースもそうだったのだろう。
この人、後期ソフトマシーンのメンバーだったり、70年代後半のプログレのスーパーグループだった「UK」の第一期メンバーだったりしたのだけれども、個人的にはその演奏をよーく聴いたことがあまりない。「超絶技巧」などということがよく言われていたけれども、ちょっとクロスオーバー系なのかな、フュージョン系なのかな、なんていう先入観もあって。
たぶん、いわゆる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」なんだろうとは思っていたのだが。
過日、この方も70才で亡くなったが、これを追悼するミュージシャンの多さに驚いた。
しかも、スティーブ・ヴァイ、イングウェイ・マルムスティーン、ジョー・サトリアーニ、ピーター・フランプトン、ニール・ショーン、それに渡辺香津美等々の東西の名うてのギタリスト(サンタナもいたかも)や、フランク・ザッパ・ファミリー、UKでいっしょだったビル・ブルフォード、エディ・ジョブソン、それにデヴィッド・カヴァーデイル、ヴァーノン・リード等々等々、ほんとうに多くのミュージシャンが「R.I.P」を述べているのである。
エドワード・ヴァン・ヘイレンも大変影響を受けたのだと。実は、ポップ・ロックシーンへの影響は絶大であったということ、改めて思い知った。
その意味では、ジミヘンに比肩するようなひとだったのかもしれない。
それにしても、昨年から今年にかけて、プログレ系の人がどんどん亡くなる。
キース・エマーソン、グレッグ・レイク、ジョン・ウェットン、クリス・スクワイア、そしてアラン・ホールズワース・・。
初期ソフトマシーン関連では、すでにケヴィン・エアーズ、デヴィッド・アレン、ヒュー・ホッパー、エルトン・ディーンが鬼籍に入っている。
ピンク・フロイドも、シド・バレットのほか、リック・ライトが既にいない。
奇しくも今日から、ジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマン、トレバー・ラヴィンの3巨頭によるコンサートが3日間開かれているそうだが、行っといた方がよかったのかなあ・・。ジョン・アンダーソンもよく復帰したなあと思いつつ、これが最後かも知れなかったなあ・・。
90才だったと。
言わずと知れた、ロック創生期の功労者であり、「神様」。
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」「スイート・リトル・シックスティーン」「メイベリーン」「ロックンロール・ミュージック」「ジョニー・ビー・グッド」等々、超有名でカバーもバカバカあるような曲が目白押し。ビーチ・ボーイズなどは、「スイート・・」を「サーフィン・USA」という曲にしてしまったほどである。B4の「ロール・オーバー・・」のカバーも、イントロのジョージのソロから、ボーカルもジョージで、こぎみよい初期の名演奏である。「ジョニー・ビー・グッド」は、ジミヘンやジョニー・ウインターのカバーがとてもかっこいい。
ただ、個人的にはチャック・ベリー自身はそれほど好きではなかった。
まあ、「偉大な人」だとは思うが、文字通り尊大だったようだし(そもそもロックミュージシャンなのでそれ自体はどうでもよいことなのだが。)、演奏しているビデオとかであのダック・ウォークとかも見たことがあるけれども、とくにグッとはこない。
初期の「ロックンロール」にはあまり食指は伸びないのだが、チャックベリーとだったら、太る前のプレスリー(監獄ロックあたりより前。兵隊に行く前。「帰れソレントへ」、とか、「イッツ・ナウ・オア・ネバー」(オーソレミオだ)とかじゃなくて。)の荒々しい演奏の方がずっといいと思う。
チャック・ベリーのことは、ビートルズもストーンズも好きだった。みんながまずは彼を目指した。たぶん、アラン・ホールズワースもそうだったのだろう。
この人、後期ソフトマシーンのメンバーだったり、70年代後半のプログレのスーパーグループだった「UK」の第一期メンバーだったりしたのだけれども、個人的にはその演奏をよーく聴いたことがあまりない。「超絶技巧」などということがよく言われていたけれども、ちょっとクロスオーバー系なのかな、フュージョン系なのかな、なんていう先入観もあって。
たぶん、いわゆる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」なんだろうとは思っていたのだが。
過日、この方も70才で亡くなったが、これを追悼するミュージシャンの多さに驚いた。
しかも、スティーブ・ヴァイ、イングウェイ・マルムスティーン、ジョー・サトリアーニ、ピーター・フランプトン、ニール・ショーン、それに渡辺香津美等々の東西の名うてのギタリスト(サンタナもいたかも)や、フランク・ザッパ・ファミリー、UKでいっしょだったビル・ブルフォード、エディ・ジョブソン、それにデヴィッド・カヴァーデイル、ヴァーノン・リード等々等々、ほんとうに多くのミュージシャンが「R.I.P」を述べているのである。
エドワード・ヴァン・ヘイレンも大変影響を受けたのだと。実は、ポップ・ロックシーンへの影響は絶大であったということ、改めて思い知った。
その意味では、ジミヘンに比肩するようなひとだったのかもしれない。
それにしても、昨年から今年にかけて、プログレ系の人がどんどん亡くなる。
キース・エマーソン、グレッグ・レイク、ジョン・ウェットン、クリス・スクワイア、そしてアラン・ホールズワース・・。
初期ソフトマシーン関連では、すでにケヴィン・エアーズ、デヴィッド・アレン、ヒュー・ホッパー、エルトン・ディーンが鬼籍に入っている。
ピンク・フロイドも、シド・バレットのほか、リック・ライトが既にいない。
奇しくも今日から、ジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマン、トレバー・ラヴィンの3巨頭によるコンサートが3日間開かれているそうだが、行っといた方がよかったのかなあ・・。ジョン・アンダーソンもよく復帰したなあと思いつつ、これが最後かも知れなかったなあ・・。
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