私の実家のある東村山には、「八国山」というところがある。
ここは、「山」と言うよりも「丘」(丘陵)。まあ、雑木林なのだが、奥多摩ではない東京にしては珍しく、そこそこ自然が残っている(田んぼは皆住宅になってしまったが)。
「久米川古戦場」とも呼ばれる地で、山の中腹には「将軍塚」というものが立っている。かつて大昔に鎌倉へ攻め入った新田義貞にちなんだもののよう。
少し歩くと、いかにも鎌倉時代風情の形状の「正福寺」(円覚寺にとても似ている)というこぢんまりきれいな寺もある。
先日、久々に実家へ出(向いたのだが、帰りにバスを待っていたら、「八国山」からはヒグラシの「声」。また、あたりにはハグロトンボやギンヤンマが飛び交っていた。
区部に住んでいると、さすがにヒグラシを聞くことはない(最近はクマゼミを聞くようになってしまったが)。
雑木林ならではの蝉の音。
八国山は、昔から、カブトムシやクワガタ、カナブン、スズメバチ等々いろいろうごめいているところだったのだが、
実は、自分が小さかった頃には、こういったトンボ類はほとんど飛んでいなかった。大気汚染が改善され、下水道が完備して川がきれいになったために、こういった虫たちも戻ってきた,ということなのだと思う。
自分が小さかった頃は、ほんと、公害問題のまっただ中に、日本はあったわけだな。空気は悪かったし、川は汚く臭かったし、道は舗装されてなかったし、蠅は大量に飛び交っていたし(ギンバエ等もいろんな色のが飛び交っていた)。
ほんと、世の中がきれいになったと、つくづく思う。
もっとも、きれいになりすぎている部分もあるのかも知れないが。
ここは、「山」と言うよりも「丘」(丘陵)。まあ、雑木林なのだが、奥多摩ではない東京にしては珍しく、そこそこ自然が残っている(田んぼは皆住宅になってしまったが)。
「久米川古戦場」とも呼ばれる地で、山の中腹には「将軍塚」というものが立っている。かつて大昔に鎌倉へ攻め入った新田義貞にちなんだもののよう。
少し歩くと、いかにも鎌倉時代風情の形状の「正福寺」(円覚寺にとても似ている)というこぢんまりきれいな寺もある。
先日、久々に実家へ出(向いたのだが、帰りにバスを待っていたら、「八国山」からはヒグラシの「声」。また、あたりにはハグロトンボやギンヤンマが飛び交っていた。
区部に住んでいると、さすがにヒグラシを聞くことはない(最近はクマゼミを聞くようになってしまったが)。
雑木林ならではの蝉の音。
八国山は、昔から、カブトムシやクワガタ、カナブン、スズメバチ等々いろいろうごめいているところだったのだが、
実は、自分が小さかった頃には、こういったトンボ類はほとんど飛んでいなかった。大気汚染が改善され、下水道が完備して川がきれいになったために、こういった虫たちも戻ってきた,ということなのだと思う。
自分が小さかった頃は、ほんと、公害問題のまっただ中に、日本はあったわけだな。空気は悪かったし、川は汚く臭かったし、道は舗装されてなかったし、蠅は大量に飛び交っていたし(ギンバエ等もいろんな色のが飛び交っていた)。
ほんと、世の中がきれいになったと、つくづく思う。
もっとも、きれいになりすぎている部分もあるのかも知れないが。
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