いまいち体調が優れず、委員会にも出ずに帰宅。
飲酒でもすれば少しすっきりするかと思ったら、やはりすっきりした。
夕食を作りながら、まずはtrafficの「welcome to the canteen」(つづりあやしい)。71年初頭に出たライブだとのこと。従前のトラフィックオリジナルメンバーに、リック・グレッヂ(ブラインド・フェイスにいた。ファミリーにも)やreebop,jim gordonといった手練れのミュージシャンが加わってのライブ音源。デイブ・メイスンのソロからの曲や、スティーヴィーのスペンサー・デイヴィス・グループの曲もあり、全7曲とてもタイトにまとまっているアルバム。ザ・バンドほどレイドバックというか南部ダウン・トゥ・アース的になってしまうと、ちょっとついてけないが、このトラフィックの感じはよい。2枚目は、ピンク・フロイドの一番聞き込んでないアルバムの1つ「ummagmma」(つづりあやしい)。ある意味、一番実験的なアルバムで、かつ4人のメンバーのソロ作品の寄せ集めみたいなところがあり、ポピュラリティーということで言えばフロイド史上一番低いのではないか。でも、「グランチェスターの牧場」(ロジャー・ウォータース作)とか、結構フロイドの特色である牧歌的な曲も入り、随所に良さはあるか。3枚目は、ストーンズの「Flowers」。中期のヒット曲に、カバー作品を何枚か入れたもの。「サイケデリックで混乱」期から、60年代末の怒濤の黄金時代へのつなぎとなるようなアルバム。jumpin jack flashが出る前だ。そして、thundercatの「drunk」。やはりこのアルバムはよいわ。昨年でた中ではピカイチだ。
ところで、地味な訃報とは、フィル・ミラーと、マーク・E・スミス。
いずれも、知名度極めて低いと思う。
前者は、いわゆる「カンタベリー」と称される、いわば「ジャズ・ロック」といわれるようなシーンにいたギタリスト。私もそんなに詳しくないんだけれど、Hatfield&theNorthというバンドがあり、このバンドの1枚目と2枚目(とくに2枚目の「the lotters club」というアルバムは、ほんとピカイチである。プログレが好きな人には是非聞いてほしい。ジャズっぽいけどね。私がPFMとかキャメルがイマイチ得意でないように、プログレ好きでも得意でない人はいるんだと思う。
それから、マーク・・ですが、いわゆる「ポスト・パンク」と言われた、80年代初頭以降にイギリスから出てきたバンドの1つ、「the Fall」のフロントマンである(というか、ワンマンバンドなんだろうな)。屈折した暗めの、音数の少ないサウンドが独特。どうも、多くの後進のミュージシャンに影響を与えたらしい。実はそんなに知らないし、アルバムもおそらく1枚も持ってないんだけれど(Feltとかmomusは持ってるんだけど・・なんとなく通じる香りがある。もっと通じるのはJoy Divisionだけど)、やはりリアルタイムで話題は入ってきていたし、この世代のミュージシャンが亡くなるというのは、なんとも言えないものがある。
マーク・・は、60才だったんだと。いわゆる「夭折のロッカー」ではなくて、シド・バレットなどと同じで、まあ寿命で死んだということなのだろう。もうこの年齢にあと一桁なんだよなあ。
飲酒でもすれば少しすっきりするかと思ったら、やはりすっきりした。
夕食を作りながら、まずはtrafficの「welcome to the canteen」(つづりあやしい)。71年初頭に出たライブだとのこと。従前のトラフィックオリジナルメンバーに、リック・グレッヂ(ブラインド・フェイスにいた。ファミリーにも)やreebop,jim gordonといった手練れのミュージシャンが加わってのライブ音源。デイブ・メイスンのソロからの曲や、スティーヴィーのスペンサー・デイヴィス・グループの曲もあり、全7曲とてもタイトにまとまっているアルバム。ザ・バンドほどレイドバックというか南部ダウン・トゥ・アース的になってしまうと、ちょっとついてけないが、このトラフィックの感じはよい。2枚目は、ピンク・フロイドの一番聞き込んでないアルバムの1つ「ummagmma」(つづりあやしい)。ある意味、一番実験的なアルバムで、かつ4人のメンバーのソロ作品の寄せ集めみたいなところがあり、ポピュラリティーということで言えばフロイド史上一番低いのではないか。でも、「グランチェスターの牧場」(ロジャー・ウォータース作)とか、結構フロイドの特色である牧歌的な曲も入り、随所に良さはあるか。3枚目は、ストーンズの「Flowers」。中期のヒット曲に、カバー作品を何枚か入れたもの。「サイケデリックで混乱」期から、60年代末の怒濤の黄金時代へのつなぎとなるようなアルバム。jumpin jack flashが出る前だ。そして、thundercatの「drunk」。やはりこのアルバムはよいわ。昨年でた中ではピカイチだ。
ところで、地味な訃報とは、フィル・ミラーと、マーク・E・スミス。
いずれも、知名度極めて低いと思う。
前者は、いわゆる「カンタベリー」と称される、いわば「ジャズ・ロック」といわれるようなシーンにいたギタリスト。私もそんなに詳しくないんだけれど、Hatfield&theNorthというバンドがあり、このバンドの1枚目と2枚目(とくに2枚目の「the lotters club」というアルバムは、ほんとピカイチである。プログレが好きな人には是非聞いてほしい。ジャズっぽいけどね。私がPFMとかキャメルがイマイチ得意でないように、プログレ好きでも得意でない人はいるんだと思う。
それから、マーク・・ですが、いわゆる「ポスト・パンク」と言われた、80年代初頭以降にイギリスから出てきたバンドの1つ、「the Fall」のフロントマンである(というか、ワンマンバンドなんだろうな)。屈折した暗めの、音数の少ないサウンドが独特。どうも、多くの後進のミュージシャンに影響を与えたらしい。実はそんなに知らないし、アルバムもおそらく1枚も持ってないんだけれど(Feltとかmomusは持ってるんだけど・・なんとなく通じる香りがある。もっと通じるのはJoy Divisionだけど)、やはりリアルタイムで話題は入ってきていたし、この世代のミュージシャンが亡くなるというのは、なんとも言えないものがある。
マーク・・は、60才だったんだと。いわゆる「夭折のロッカー」ではなくて、シド・バレットなどと同じで、まあ寿命で死んだということなのだろう。もうこの年齢にあと一桁なんだよなあ。
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