退院から2年

一昨年、突然病が発覚し、1ヶ月にわたる入院生活を送ることとなった。
退院後、再発もなく、とりあえず2年が経過した。

入院中は、特に後半になればなるほど、一日も早く仕事に戻りたい(しかし、これまでのように戻れるのか・・?)、という気持ちで一杯であった。さすがに、一昨年の8月は、(妻は海外出張で、娘は短期留学で)一人暮らしをのんびり、という感じであった。

しかし、この8月、いくつもいくつも締め切りに追われている。
非常に差し迫ったものとまでは敢えて言わないが、最近は何かと抜けがあるので(そのような自覚があるので)、一つ一つにかつて以上に神経を使うようになっている。それゆえに、追われている感が強いのかもしれない。
そんなわけで、全然のんびりする時間なく、毎日が飛んで行く。

変な小役人書記官(こいつは永久に許さない。ぜひ報いがあってほしいと心より思う。)の絡む事件の書面を一応出し、久々の刑事の公判を終え、次は結構重い事件の書面の準備。内容がデリケートなだけに慎重に筆を進めているが、分量も多く、やはり抜けがあるのではないかとさらに慎重になる。訴状の準備や遺言の作成、大きな訴訟の起案の担当等、休まらない。
改正法の勉強もきちんとしなければならない。相談に来た人が知っていることを知らないのは絶対にまずい。
わずかな時間を見て研修資料を見返すようにするが、記憶力がどんどん落ちてきている・・。

どれをとっても中途半端、という感が否めない。そんな思いを抱えて、もう20数年である。何も進歩しない。
ハングル一つ身につかないし(それは仕事ではないか)。

音楽のことを書いても、音楽を聴く暇がそもそもない。
夜の睡眠時間をなんとか確保するのが精一杯。

(それにしても、昨年秋頃はもっとずっと大変だった。事件関係者から裁判所に送られた手紙の内容より、一方的に自分が悪者であるかのように言い、記録(手紙)の閲覧に行けば閲覧の準備をしているこちらの手元を、まるで不正をしようとしているのを監視するかのようにわざとらしく身を乗り出して見た小役人。大きな額が関わる事件でもあり、いろいろな人に相談しながら進めてきていたが、こんな対応を受け、もし万が一のことがあっては大変、と、当時はノイローゼ状態で、主のいない母屋へ何度も何度も出向き、資料が本当にないのかを何度も何度も探し回った(すでにそれまでに数時間調査していたのに、である。)。夜中に目が覚めるとまたそのことが頭に浮かんできて眠れない。行ったことのなかった心療内科へも出向き眠剤を処方された。そんな状態が約3ヶ月続いた。その後、なんとか自力で戻ってきた、当事者との関係も修復した。それを破壊しようとしたのは小役人である。昨秋の状況をもたらしたのは小役人である。絶対に許さない。)

そもそも、明らかに体力・スタミナは低下してきており、夕方16:30よりも前の段階で眠くなることもしばしば。帰宅してからはもはや仕事をする活力が残っていない。
せいぜい英語の録音していた番組を聴くだけの毎日(それも復習など全く出来ない)。

そんな感じで、もうあと5年で還暦である。

みんなこんな感じなのだろうか?

でも、これからも仕事は同じように続けますよ!
小役人をものともせず、自分だけを信じて!

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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