国選と私選

世間には恐らく、「国選弁護人は費用も安いから、その程度の仕事しかしない」
「国選よりも私選の方が充実した仕事をする」
という「神話」を信じている人が少なくないのだと思う。

実際、弁護士チェンチェイの中にも、そのようなお考えを持つ方があり、
国選はやらない、私選しかやらない、という方が恐らく相当するいると思われるのみならず
(それはそれで全然悪くないと思う)、
実際に同じ弁護士でも、国選で受けたときはテキトーにやって、私選の時は頑張る、
という方がおられる、
・・・・そうなのか?本当にそう言う人いるのか?私はよく知らない。
国選が就く被疑者のレベルが低いわけじゃないだろうに、そんな区別をするのは変じゃないの?

でも、そのような発想のチェンチェイがおられるのだろうとは思う(特に東京かな?)。
そして、そういうものだと考えている市民の方も相当数おられるのだと思うが。

私は、この仕事についてからのこの四半世紀、そのような区別をして仕事をしたことはない。
だいたい、受任する刑事事件は国選が大半だし、受任した事件についてはできる限りのことをやってきている。
つもりである。
まあ、自分が出来る範囲のことをやってきていると言うだけなんだけど。

もしかすると、そんな仕事のやり方自体が、間違っているのかな?
もしそうなら、おしえてくださいどこかの大チェンチェイ!






ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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