先週の暑さからうって変わって、比較的爽やかな気温となった。
この土日は、本当に久々に、一度も事務所へ出ず(土曜日は家で仕事していたが)。
今朝、メールやいろんな連絡等がどうなるか心配していたが、それほどでもなく一息。
今週もまたがんばろう。
それにしても、ラクビー日本チームは予想を超えた活躍である。
最初のロシア戦では、ボールが手につかないこともあり、ちょっとどうなるかと思っていたが、アイルランド戦、サモア戦(点差よりは競っていた)と、試合の内容がとてもよい。見違えるようである。
こうなってくると、スコットランド戦も期待せざるを得なくなる。
是非サクッと勝ってほしいところ。ここまでくれば、決勝トーナメントに進出してほしい。
それにしても、全勝で予選リーグを通過なんてことになったら、ほんとかよ?という感じだが、しかしこのチームはそこまで期待することも出来そう。
さて、カネヤンも亡くなってしまったが。その記事が大きく載った新聞の片隅に、
「ジンジャー・ベイカー」の訃報(さすがに写真入り)。
言わずと知れた、クリームのドラマーである。
もともとは、グラハム・ボンド・オーガナイゼーションで、ジャック・ブルース、ディック・ヘクストール・スミスらと、ジャズ的な音楽をやっていたのだが(「the sounds of 65」というアルバムがなかなかよい。R&Bっぽいところもあり。)、これが1966年に、ジャックに加え、すでに「スローハンド」の異名で伝説的存在だったエリック・クラプトン(当時はジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ)とで集結し、「クリーム」結成となった。
クリームは、特に2枚目、3枚目がよいが、輪をかけてよいのがいうまでもなくライブ。3枚目「wheels of fire」のレコード2枚目はライブバージョンで、以前にも書いたが、ここに入っている「crossroad」は絶品。また、その後に出た「goobye cream」に入っている「i'm so glad」もこれまた絶品。人間的にも合わなかったといわれるジャックとジンジャーのリズム隊のバトルは、まさにロック史に残るものである。個人的にはジャック・ブルースのベースがほんとに好きだが、ジンジャーの手数の多いドラムも悪くはない。
クリーム解散後は、ジンジャーはエリックとともにスティーブ・ウインウッド、リック・グレッヂとブラインド・フェイスを結成。当時の日本の音楽誌の人気投票では、ビートルズ、ローリングストーンズに次いで、ブラインド・フェイスが3位に入っていたと言うことも聞いたことがある。ブラインド・フェイスは1枚しかアルバムを出さずに解散、ジンジャーは「ginger baker's air force」とか「ベイカー・ガービッジ・アーミー」(だったか)だとかを結成して70年代は活動を続け、80年代半ばには、なんとPILの「album」というアルバムにも参加していたが、その後活動は地味になっていった(たまにクリームの再結成ライブとかに出てきたりしていたが)。
しかし、晩年になってもジャック・ブルースとの関係の根本的な修復はダメだったよう。結構最近に作られたビデオ映像でも、なんだかうるさいじじいのように人の悪口ばっかり言っていて、印象はあまりよくなかった。
r.i.p
それにしても、2,3年前に立て続けに多くの60年代、70年代を風靡したミュージシャンがこの世を去り、いよいよきたか・・などと思っていたが若干落ち着いていた。しかしこれからまた出てくるのだろうな。
そういえば、これは80年代だが、カーズのリック・オケイセックも死んでしまった。70代半ばとは知らなかったが。
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