11/4 全州駅を午前8時半過ぎのKTXに乗り、ソウルへ向かう。それほど大きくない全州駅にも、しっかり日本語ペラペラの駅員がいることにはちょっと驚く(日本人観光客は大変少なかったのだが)。KTXは荷物を座席のところに置いたら大変狭い状況で2時間を過ごすこととなった。ソウルで数時間あるので、ちょっとウロウロしようと観光ガイドを今更ながらめくる。10:40前後に到着。まずは荷物を駅のロッカーに入れようとする。かなり埋まっていたが上段の方が空いていたのでそこに入れることに。ところが、まず指紋認証がうまく行かず、その後暗証番号設定をしたものの、荷物を上へ持ち上げていた際にドアがぴしゃり、としまってしまい、その瞬間に鍵がかかってしまった。近くにいた職員らしき人が、韓国語で電話で問い合わせるように言ってくれたが、私は携帯を国際仕様にしてこなかったので連絡のつけようがない。そこでやむなく荷物を転がして移動することとする。地下鉄の1日パスを買おうとウロウロしていたら、地元のおっさんが声をかけてきた。これこれこういうところを回ろうと思っていると言ったところ、「わかった。自分が切符を買ってやるからついてこい。」というような感じで、その後急造ガイドになってくれた。一応ミョンドン(大聖堂とかも)とインサドンをウロウロして土産でも買おうと思っていたが、言ったとおりそこを案内してくれ(すごい早歩きで荷物を持ちながらだと大変だったが)、「ここが写真のスポットだ」等々いろいろ配慮してくれた。帰りの飛行機の便の時間も伝えておいたが、折々で時計を見て「まだ大丈夫だ」と声をかけてきた。なんでこんなに一方的に親切に(表情は割とぶっきらぼうな感じなのだが)してくれるのか意図がわからなかったが、まさか無償でやってもらうわけにも行かず、正直ちょっと高めにお金を自主的に払ってあげた・・そのような流れを期待していたのだろうとは思うが・・。本当は一人で回りたかったんだけどな・・などというところもあったが、まあこういうのもいいか、三・一事件で人民が蜂起した広場というところにも連れて行ってもらったので(レリーフのすべての写真を撮るよう言われたが)。最終的にヒョンニム(兄貴、といった感じ)は金浦空港のカウンターまでついてきて、そこで別れた。ソウルはまた今度、一人で(なくてもいいが)ゆっくり回ろう。以外とここはゆっくり回ってないので。そういうわけで、帰国へ。
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