今年はロック史的にはポイントとなる年。
・ビートルズ解散50年
・ジミヘン逝去50年
・ジャニスジョプリン逝去50年
・ジョンレノン逝去40年
等々。
まあ、昨年も1969年から50年だったので、いろいろあったんだけど。
あまり触れてこなかったビートルズのことについて、
ちょっと。
言うまでもなく、ビートルズは初期、中期、後期でそれぞれの味があり、
どの時期が好きかというのはファンによって違うと思う。
初期の初々しさ、ストレートさ、スターダムへのし上がってゆくその勢いに伴う魅力。
中期のさまざまな実験的な試み、サイケデリックシーンを先導したサウンドの変貌、ライブ活動を止め、レコーディングに専念し(リボルバー前後から)、「ラバーソウル」→「リボルバー」→「サージェント・・」へのサウンドの急激な進化。
後期の、メンバーの心がバラバラになる中で、そのバラバラをそのまま晒したことの良さに満ちた「ホワイト・アルバム」、賛否両論あるだろうが、アップルレコード屋上での演奏シーンも思い出される「レット・イット・ビー」、そして、最後の最後に示された「アビー・ロード」(ポールが後半は1人でまとめていたんだろうが)。
私はどちらかというと、中期~後期にかけてのころを好んでいる。
今、ビートルズ的なサウンドといわれるものは、初期のマージービート系のものを呼ぶ場合もあるが、やはり中期のポップで独特のひねりのあるサウンドを示すことが多いように思う。
以前、「ビートルズ直系」のグループを特集したこともあったが、
今度はアルバムを一枚一枚吟味してみようと思う。
それでは、次の仕事へ。
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