読書家にはなれない

読書は好きで、書店にゆくのも好き。

つい書店に立ち寄ってぶらぶらといろいろな書籍を眺めたりする。


しかし、根本的な問題として、時間がない上に読む速度が遅い。

なので、そんなに読めない。

枕元には多くの本が積み重なっている(それも数年~10年単位で・・なぜ10年も経ってしまうかというと、読み切れないうちに他の本がやってきてそちらに移ってしまい、前の本の自分にとっての旬が過ぎてしまうから)。

読書タイムはほとんど移動時間か寝る前くらい。

自宅~事務所の電車への乗車時間はハングル等をやることが多いので(片道わずか6分だが)、実際にはあまり使えない。他の地家裁へ出向いたりする際か。

睡眠と食事時間以外のほぼ9割5分の時間が仕事であるから(休日も原則7~8割かそれ以上)、遅読の人間にとってはどうしようもない。

もう少し仕事が減ってきたら、もう少し読書の時間が取れるか、などと期待してみたりもするが、年長の方のコメントを見ると、そう思っていたが今度は体力が持たない、のだそう。


また、よく耳にする「読書メモ」的なものができたことがない。

なので、読書した分が自分に十分還元されない。定着しない。

たぶん、そのあたりがきちんとできる人が、勉強の成果が上がる人なのだろう。

その意味で、勉強の成果が上がりにくいタイプでもある。

要するに、読むその時間に自己満足を得て、あとは経時的にその獲得内容は薄まり、消滅する、ということ。

読んだ本の筋を覚えていないことなど多数(まあ、遅読なので何冊もの本を並行して読むというやり方になってしまうため、というところもある・・一気に読んだ方が筋は残るのだろう)。もう一度読むことにしても定着度が低い。


要するに、こういう人間は本は好きでも、「読書家」にはなれないのだろう。

まあ、それはそれで仕方ないか。


ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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