金曜日の「右翼」

以前にも書いた、毎週金曜日朝に浦和駅等で演説している「右翼」。

いつも通りすがりで聞き流すだけなのだけれども、話している内容はほとんど、今の政権の政策を支持する内容(または、野党を批判する、あるいは中韓あるいは北朝鮮を批判する内容。当然のことながら与太者への批判は聞いたことがない。)。

要するに、現自民党政権の応援団である。

毎週応援演説をしているのである。いわば、自民党の別働隊。

党内での自己批判力が無くなっている自民党であるから、みなが現政権を支持するのであろう(ここ1ヶ月くらいは若干風向きが違ってきているようにも思われるが、まだまだ。)。

そういう意味では、話している内容はある意味、危険なものではなく、逆に言えば、何も面白くもない。ただの政権よいしょ言説のみである。


それなのに、演説が終わって走り去る車から奏でられるのは、昭和の右翼と同じ「いざゆけ~強者~にっぽ~んだ・ん・じ~」である(この曲の曲名は「出征兵士を送る歌」だそうだ。)。

結局そっちの方向へ向かいたいのかな?

演説の内容は、わりと細かく昨今の情勢を把握しながら、そういった部分も取り入れており、その意味では「勉強している」ようにも思われるのだけれど、このアンビバレントがなんとも、だね(いまもどこかから往年の右翼のあじりが聞こえてきているが。県庁あたりか?)。


ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000