基本的に、複数での受任事件で、名前だけで関与というものについてはとても居心地が悪い。
できる限り、実働で参加したいと思う。
それでも、それなりに名前だけ関与というケースもあるが、できる限りきちんと内容をフォローしてゆきたいと考えてはいる(至極当たり前のことだが、本当に多数での訴訟などになると、本当に名前だけと言うことにもなりかねない。)。
他方、実働で参加するというのは、ある意味自分の能力のなさを晒すことにはなる。
経験のなさを晒すことにはなる。
「ある意味」、自分を「貶める」ことにはなる(これは正確な表現ではないのかも知れない。なぜならまさに自分をそのまま晒すわけで、自分そのものを晒しているに過ぎないのかも知れないから。)。
そういう意味では、私は未だに自分の情けない、また無能な部分をさらけ出し続けているのだと思う。
しかし、そうはいっても、どうせなら少しでも実働で関わってゆきたいと思うから、実働する。
いかに無能を晒し、多くの人から無能と言われようが(こちらには伝わらない声で・・しかしそのようなことは感じながら)、グダグダで無駄とも思われる関わりは続けたい。
もしかすれば、自分自身の勉強にもなり、自分自身の糧にもなるかも知れないから。
やはり、名前だけでなく実質的に関わってこそ、何かになると思うから。
数字の上での経験年数がかさむと、だんだんと自分を晒すこともしにくくなると思う。
正直、心理的にしんどいところはある。
しかし、それでもなんとか自身にむち打ってやって行くしかないと考えている。
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