ベンチャーズ

ドン・ウィルソンが亡くなったとの報に接した。


しかし、実はこの人、名前を知っていたわけではない。

ベンチャーズのオリジナルメンバーと言うことで、ほおっと思ったのである。


ベンチャーズ。

今ではそんなこともないのかも知れないが、かつてはギター少年の多くがその初期段階で通過していたグループ。ボーカルなしのインストルメンタルバンド。

日本ではおそらく、ビートルズよりも影響力があったと思われる。

全盛期は1960年代初頭から中盤くらいと思われ、「walk don't run(急がば回れ)」「pipeline」「diamond head」「十番街の殺人」その他多くのヒット曲は多くの方が耳にしていると思うが、全盛期を過ぎていた

私が中学時代であった40数年前でも、まだまだ日本での人気は高く、それもあってかわりと最近まで毎年のように来日公演を行っていた。

ベンチャーズの曲は、ディープ・パープルの「smoke on the water」と並び、ギター少年の入門曲として広く受け入れられていた。


YouTubeで昔の日本公演の映像などが見られるが、まあ、演奏の風情はその時代という感じで、みなが同じ動きをしながら演奏している。しかしギターにしてもドラムにしても演奏がキレキレで、これはホント、実際に見た人は感動したであろうと思われる。


個人的にはアルバムを買ったこともなく、それほど思い入れはないのだけれども、「急がば回れ」とかはいい曲だと思うし、その他の曲も懐かしく、また演奏からも、まさに「エレキブーム」の先鞭をつけた音だということは納得がいくところである。


それにしても、88才だったと言うことは、「急がば・・」が全米でヒットした1962年の段階でも、もう30才近かったのだな。一体デビューはいつだったのか?プレスリーよりも前?というところでウィキを調べてみたら、1959年であった(プレスリーよりはあとでした。)。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000