75才だったのだと。
キング・クリムゾンの初期メンバーで、あの「宮殿」アルバムにおいて重要な役割を果たした。「21世紀の精神異常者」ではサックスソロ、「風に語りて」ではフルート、「エピタフ」ではメロトロンと、多彩な貢献。このアルバムが名盤として残ったのは、この人がいたから。2枚目あたりで脱退して、ドラムス担当だったマイケル・ジャイルズと「マクドナルド・アンド・ジャイルズ」を結成。何枚アルバムを残したのかわからないが(多分1,2枚)、ファーストアルバムはとてもよい。ジャイルズの例の細やかなドラミングと、プログレ色を残しながら、クラシカルというのとも違う深みのあるサウンド。さらにその後1977年頃には、ルー・グラムやミック・ジョーンズ(クラッシュの方ではない。スプーキートゥースだったかの人)らと「フォリナー」を結成。ファーストアルバムでは作曲等に貢献しており、このバンドはアメリカを中心に大ヒットを飛ばした(2枚目以降も・・どんどん産業ロック色が強まったが)が、なぜか1枚目のみで脱退(というか、当時はクビになったと言われていた。)。
その後はマイペースの活動をしていたのか,よくわからないが、何かクリムゾンがらみのバンドで来日したこともあったような気がする。
75才だとまだ若いな。何せストーンズやポール・リンゴがもう80代前後になって現役なもので。クラプトンが77、ロバフリも76才だしもうすぐ。
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