週1回程度行くジムでかかる曲は、たいがいは最近のヒップホップ系とかブラコン系とかで、あまり食指が伸びないものが多い。たまに、なぜか70年代ものとかが多くかかり(本日も、リタ・クーリッジ(higher and higher)、スティービー・ワンダー(sir duke)、フォリナー(hot blooded, cold as iceの2曲)、リンゴ・スター(you're sixteenだった)、T.レックス(get it on)、キャロル・キング(you got a friend)、クイーン(we will rock you)、マンフレッド・マンズ・アース・バンド、バリー・マニロー等々、一体誰の趣味なんだという感じ)、ほお、と思わせられることがあるのは、先日も書いたとおり。
そんな中、少し前のことだが、最近の曲に混じって、一曲、ちょっとセンスが違う曲がかかっていた。ロック系だが、90年代以降のブリティッシュかな?などと思わせるような曲。別の機会に2回かかった。なんだろう?と思いつつ、とっかかりがなく調べようがなかった。
それが、最近あるバンドの新譜を購入したところ、期せずしてそこに入っており、知ることとなった。
red hot chili peppers。
気づいたらもうキャリア30年を越えているんだと。ついこないだ出てきたような気がしていたのだが。
このグループ、今年はすでに初め頃に1枚アルバムを出していた(ように思う)のだが、またこの秋に新譜を出した。そのアルバムの3,4曲目あたりに入っている曲「エディ」が、ジムでかかっていた曲だった。
この「エディ」。エドワード・バン・ヘイレンに捧げたものだそう。歌詞は当然ながらよく聴き取れないのだが、メンバーが若い頃にバン・ヘイレンのサウンドに触れたそのときのことも含め歌っているようだ。
当然世代的には私とかなり近いバンドメンバーなので、バン・ヘイレンの登場は(そういえば今日のジムでは、バン・ヘイレンの「dance the night away」がかかっていたことを今思い出した。)衝撃的だったのだと思う。私にとっても結構インパクトはあったし(そんなにはハマらなかったが)。
レッチリは、登場から3枚目くらいのアルバム「mother's milk」で完全にハマった。ハードロック、ヒップホップ、ブラックミュージックが渾然一体となった(のちに「ミクスチャーロック」などと言われた。)そのサウンドは、圧倒的にかっこよかった。ジョン・フルシアンテのファンキーなギターもそうだが、fleeのこれまたファンキーで野太いベースがなんといっても秀逸であった。4枚目では、西海岸での暴動をテーマにした「under the bridge」がシングルでも大ヒットしてしまい、全米のトップグループの座を確実なものとし、そのごずっとそこに君臨してきている。ややサウンドがおとなしくなり、個人的にはちょっと物足りない感覚もあるのだが。
来春、久々に来日するようだ。実はこのバンド、まだ見たことがない。是非見に行きたいと思っているのだが、チケットがバカ高い。ストーンズかよ?と思った。そういえばやはり来春来るstingもこれまたばか高いんだよなあ。やはり円安の影響もあるのか?そんなわけで、まだ購入に踏み切れていない・・。
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