それにしても、これほどまでに自覚なく、全く両立し得ないはずの2つのこと(一方でハラスメント撲滅運動を中心的に担い、研修担当・啓蒙活動もやり、他方で個人的に明らかなハラスメント行為を継続する)ができるものなのか。
同弁護士は、とある社会問題にかかる大きな訴訟弁護団の中心的存在でもあり、発信力もある方と認識していた。
なんだかすごい人だなと、いつも遠目で見ていたが、結局こんなめちゃくちゃな酷いことができるくらいでないと、大きなことも出来ない、発信力のある活動も出来ないと言うことなのか。
そうなのだとすれば本当に絶望的である。
人権派弁護士の皆がそうだとは思いたくないし、もちろんそうではないと思う。
しかし、「人権人権」と強調する人に、いろいろな形での二面性があることを、個人的な経験も含め、私は感じている。
時に言いたくなる。
「あなたのいう人権、自由とは、まずは自分自身に関することなのでしょ?」と。
それはある意味まっとうな考えなのかも知れない。
しかし、そのことで他者を犠牲にすることも厭わない、というのではかなわない。
「きれいごとをおっしゃるな。」と言いたくなる。
この人の今回の件で、直接の被害者はもちろんのこと、どれだけ多くの人々が裏切られ、傷つき、また失望したか。
これまでの活動が活動だっただけに、その罪の大きさは計り知れないと思う。
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