訃報①・・エース・フレーリー

長く新しいのを書かないでいたら、「最近更新がないですね」と、一部の熱心なフォロアーの方(?)から指摘を受けた。からというわけでもないが、書こうと思っていたことを少し書こうかと思う(なんだか仕事がたまっている中だと、こちらを優先させるわけにも行かない、優先させてしまうと罪悪感を抱いてしまうという永遠のワーカホリックなもんで。)。


さて、結構前の話しになったが、エース・フレーリー。

キッスのギタリスト。

昨年だったか、キッスは日本でのラストステージということで、来日公演をやっていたと思う。まさかこれを予想してのことではなかったのだろうが、訃報が届いた。


以前にも書いたことだけれども、キッスは日本では結構人気が高く、来日公演では多くのファンがメイクをして武道館に結集した(一般新聞の社会面にも載っていた。私が小学校を卒業した頃。そのころ、ラジオのベストテンで、キッスの「ハード・ラック・ウーマン」が、それまでトップに君臨していたベイ・シティ・ローラーズとかバスターとかの曲を蹴落として一位になっていた。)。私の周りにもそこそこファンはいたと思う。しかし、小学生だった私は、キッスのメイクの派手さ(火を噴いたり血を流したり等々いろいろ)にかかわらず、そのサウンドの明るさというか、軽さというか、アメリカっぽさが物足りなくて(クイーンのようなドラマティックさも、エアロスミスのようなハードな粘っこさも、ボストンのようなスペイシー感もなくて)、食指が伸びなかった。だからアルバムも一枚も持っていない。まあ、一曲一曲だと悪くないものもあったが(日本でも大ヒットした「デトロイト・ロック・シティ」とか、「悪魔のDr.ラブ」とか、「ロケット・ライド」とか。)、やはり典型的なアメリカン・ロックの1つだったのだと思う。

エースは以前から、体を壊したような話を聞いていたが、そういうことも関係あったのだろうか。まあ。1つの時代を(日本の洋楽シーンでは)作ったくらいのバンドだったと思う。ジーン・シモンズとか、ポール・スタンレーは今後ソロ活動をするのだろうか。でももう70代半ばだし、それはないか。

キッスはさほど好きではなかったけれど、流行った時代はいい時代だったと思う。




ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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