先日、なにげに車の中で、ボブ・マーリー&ウエイラーズの「エクソダス」を久々に聞いた。
もともと、レゲエは結構好きで、ボブ・マーリーもそうだが、イギリスのスペシャルズや(初期の)UB40,その他スカ・バンドや打ち込み系のバンドも結構好んでいた。中学の頃には、美術の授業で作ったオルゴールに、ジャマイカの国旗を彫り込んでいた
しかし、久々に聞いた「エクソダス」は、やはり名盤であった。有名な曲がたくさんあるなあと、改めて感じたが、何と言ってもこの独特の緩やかなバック・ビートのサウンドが本当に心地よい。ボブ・マーリーは、「get up stand up」をはじめとするメッセージ性の強い曲も多くあるほか、「no woman no cry」「jamming」「could you be loved」「three little birds」等々、名曲も目白押しである。ジャマイカの政敵同士をステージ上で握手させるなどということをしたり、時代の寵児とも言える存在であった。私が高校生の頃は、イギリスのチャートにも、ボブ・マーリーの曲が時々上がってきていたが、彼は81年に36才で脳腫瘍で死んでしまった。ジョン・レノンが撃ち殺されてから1年もしないうちの話で、こういうふうにロック(レゲエ)スターは早くいなくなってしまうのかな、などと思ったものであった。
ジミー・クリフについては、「harder they come」という曲が大変有名であったが、正直、それ以外の曲をほとんど聴いたことがなかった。なので、やはりレゲエのスターだったのだけれども、「ボブ・マーレー」ではなかったため、せっかく来日公演があっても、見に行くことはなかった。バラカンさんの番組で特集をやってくれそうだけれども、もう少し深掘りをしておけばよかったかな、などと思う。
81才だったそう。もう、みんなそんな年なんだね。
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