Todd Rundgren 来日公演

PCの乗り換えはなんとか終了。
まだ、使っているうちにいろいろと出てくると思いますが、まあその都度やるしかない。

先日、トッドラングレンの来日公演に出向きました。
場所は東京ミッドタウンにある「billboard tokyo」。
場所もそうですが、ちょっと高い買い物とも思いつつ、ミュージシャンの年齢も考えると、
やはり一度見ておきたいと思ったのです(最近、好きなアーチストが、少しずついなくなって来ており、
やはりみたいと思ったときに見なければならないな、と、改めて思っています。)。

60年代中期から活動している、「奇才」という名がまさにふさわしいミュージシャン。
自身のヒット曲もいくつもありますが、他のミュージシャン(XTC、グランドファンク、サイケデリックファーズ、
バッドフィンガー等々)のプロデュースでも高名な方ですね。XTCの「スカイラーキング」などは、メンバーの一部との対立もありましたが、XTCの代表作の一つ、同バンドを語る上で外せない作品となっていると思います。
今年はすでに、リンゴスターとHisオールスターズのメンバーとして来日していたのですが、ギタリストとドラマーを従えてのソロ公演で再来日となりました。

初めて行った会場でしたが、どうも食事をしながら見るというスタイルらしく、最初にオーダーをとられました。チケット代もそこそこ高かったのですが、さらに食事とドリンク代でかなり高くついてしまった・・。まあ、普段あまり飲み歩いたりしていないので、いいか。

トッドは近年、新曲をネット配信で発表する等していたのですが、最近どんな音を出しているか知りませんでした。
登場した長身長髪の男が繰り出す音は・・大半が打ち込み、エレクトリックミュージック、レイヴ・・ちょっと予想外、でもちょっと予想通り、といった感じ。個人的にはエレクトリックミュージックやレイヴ系の音は必ずしも大嫌いではないので、まあそれはそれでにやけながら聞いていた、という感じ。

それでも、観客の大多数は(踊っている人も含めて)、明らかに40代以上。頭髪が著しく後退した方もちらほら。
やっぱり、「あの曲はやんないの?」「あの曲は?」・・・という期待というかフラストレーションもあるんじゃないか・・と思っていたら、ようやくアンコールで、「can we still be friends」「I saw the light」「hello it's me」を三連発(しかもレイヴヴァージョン」やってくれました。

それにしても、終始踊りまくり、絶叫しまくりのこの男、いくつだったっけ?1966年にはNazzを率いていて、1970年には「Runt」、72年には「Something Anything」といった名盤をすでに出していたわけだけど・・・1948年生まれの65歳でした。いやーまだまだ元気。まだ当分は来日しそうだな。でも、もう少し落ち着いた公演もいいかも。


ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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