どちらかというとイギリスの音が好きな私であるが、
古いミュージシャンばかりでなく、最近旬なミュージシャンのライブもみたいと思い、
「21世紀の三大ギタリスト」的な扱われ方をしているデレク・トラックスを見に行くことにした。
イギリスの音が好きと言っても、アメリカのミュージシャンにも好きなものはいくつもある。
その1つが、オールマンブラザースバンド。71年ころに出された「フィルモアイーストライブ」は、デュアン・オールマンのギターを中心とした演奏がすさまじく、そしてすばらしく、ロック史上不朽の名作ライブの1つである。このオールマンズのドラマーだったブッチ・トラックスの甥っ子だかがデレク・トラックス。妻のスーザン・テデスキら総勢11人のメンバーでの来日公演である。
正直、このバンドのことはあまりよく知らない。イメージとしては、なんとなくデレク&ドミノスとか、デラニー&ボニーあたりを想像していた。演奏を聴いてみて、やはりそんな感じという印象だった。基本的に南部方面の音をベースとし、カントリー色、ブルース色、またソウル色もあるロックという感じか。レイ・チャールスのカバーか、と一瞬思ったような曲もあった。個人的には、オールマンズの曲とか、その他の昔のサザンロックの曲とか、ブルースナンバーとかをカバーしてくれたりすると嬉しかったのだが(たぶん、そのような演奏はあったのだが、自分が気づいてなかっただけなのだと思う。)。
それでも、7,8曲目あたりにやった、ローリン&タンバリンににてる感じの曲では、ボトルネックギターがびんびんに響きっぱなしで、鳥肌ものであった。ギターの腕前の確実さとすばらしさは言うまでもなかったが、ちょっとベースの音が割れててうるさめだった(ベースがポイントとなるライブも当然あるのだが、このライブではやはりギターがとことんフィーチャーされてほしかった。)。ドラムもダブルで底太い感じのサウンドだったが、個人的にはツインドラムの良さというのがあまりピンと来ないので、ちょっと残念だった。曲もやはり予想した感じが多く、つい聞きながら他のミュージシャンのライブのことなどをぼぉっと思い出したりなんかしてしまった。
アメリカのバンドには、たとえばザ・バンドとか、リトル・フィートとか、ロック通、と呼ばれるためにはこれを聴いてなければだめ、というのがいくつもあるが、個人的にはあまり食指が伸びない。バーズとかバッファロー・スプリングフィールドあたり、またオールマンズの初期、イーグルスのいくつかのアルバム等は好きなのだが、そもそもカントリーが得意でなく、ソウル・リズム&ブルースものも物によるので、ピンと来なかったりすることが多いのである。
あのピーターバラカン氏が土曜日の朝にやっている番組でかかる曲は、7割程度があまりピンと来ないのである。
まあ、まだまだ素人ということなのだろうか(いや、これは好みの問題なのでもう変わりようがない。)。
あっ、スーザンのボーカルもなかなか良かったです。予想よりも良かった。バックボーカルやってた人がツインリードで参加したのも結構良かった。ホーンセクションも南部っぽかったが、あまりホーンが入った曲は残念ながらこれまたピンと来ないのだな。
今週か来週あたりクラプトンが来日講演。しかし、私は次回はジェフ・ベックです。
5月の連休明けにトータスも来るらしい(あまり知らないのだが、ちょっと良さそうな感じ)。
古いミュージシャンばかりでなく、最近旬なミュージシャンのライブもみたいと思い、
「21世紀の三大ギタリスト」的な扱われ方をしているデレク・トラックスを見に行くことにした。
イギリスの音が好きと言っても、アメリカのミュージシャンにも好きなものはいくつもある。
その1つが、オールマンブラザースバンド。71年ころに出された「フィルモアイーストライブ」は、デュアン・オールマンのギターを中心とした演奏がすさまじく、そしてすばらしく、ロック史上不朽の名作ライブの1つである。このオールマンズのドラマーだったブッチ・トラックスの甥っ子だかがデレク・トラックス。妻のスーザン・テデスキら総勢11人のメンバーでの来日公演である。
正直、このバンドのことはあまりよく知らない。イメージとしては、なんとなくデレク&ドミノスとか、デラニー&ボニーあたりを想像していた。演奏を聴いてみて、やはりそんな感じという印象だった。基本的に南部方面の音をベースとし、カントリー色、ブルース色、またソウル色もあるロックという感じか。レイ・チャールスのカバーか、と一瞬思ったような曲もあった。個人的には、オールマンズの曲とか、その他の昔のサザンロックの曲とか、ブルースナンバーとかをカバーしてくれたりすると嬉しかったのだが(たぶん、そのような演奏はあったのだが、自分が気づいてなかっただけなのだと思う。)。
それでも、7,8曲目あたりにやった、ローリン&タンバリンににてる感じの曲では、ボトルネックギターがびんびんに響きっぱなしで、鳥肌ものであった。ギターの腕前の確実さとすばらしさは言うまでもなかったが、ちょっとベースの音が割れててうるさめだった(ベースがポイントとなるライブも当然あるのだが、このライブではやはりギターがとことんフィーチャーされてほしかった。)。ドラムもダブルで底太い感じのサウンドだったが、個人的にはツインドラムの良さというのがあまりピンと来ないので、ちょっと残念だった。曲もやはり予想した感じが多く、つい聞きながら他のミュージシャンのライブのことなどをぼぉっと思い出したりなんかしてしまった。
アメリカのバンドには、たとえばザ・バンドとか、リトル・フィートとか、ロック通、と呼ばれるためにはこれを聴いてなければだめ、というのがいくつもあるが、個人的にはあまり食指が伸びない。バーズとかバッファロー・スプリングフィールドあたり、またオールマンズの初期、イーグルスのいくつかのアルバム等は好きなのだが、そもそもカントリーが得意でなく、ソウル・リズム&ブルースものも物によるので、ピンと来なかったりすることが多いのである。
あのピーターバラカン氏が土曜日の朝にやっている番組でかかる曲は、7割程度があまりピンと来ないのである。
まあ、まだまだ素人ということなのだろうか(いや、これは好みの問題なのでもう変わりようがない。)。
あっ、スーザンのボーカルもなかなか良かったです。予想よりも良かった。バックボーカルやってた人がツインリードで参加したのも結構良かった。ホーンセクションも南部っぽかったが、あまりホーンが入った曲は残念ながらこれまたピンと来ないのだな。
今週か来週あたりクラプトンが来日講演。しかし、私は次回はジェフ・ベックです。
5月の連休明けにトータスも来るらしい(あまり知らないのだが、ちょっと良さそうな感じ)。
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