台風18号

首都圏を強い台風が直撃、なんていってた割には、
あっさりと静かなままで、もう晴れ間が出てきている。

学校なども結構休校になり、鉄道や飛行機もかなり運休したと思うのだが。

台風が太平洋側、それも南岸を通り抜けるときに、時々このようなことがある。
台風は、その構造上、右側に強力な雨域と風域を持つ。
台風の右側では、西側~南側から風が吹き込み、これが偏西風に伴う速度のアップとも相まって、
暴風雨をもたらす。
他方、左側は、東側~北側から風が吹き込む。これが偏西風等とバッティングする形となり、
比較的風が抑制されるらしい。

気象庁アメダスの風向・風力を見れば分かるが、
今回は台風の東側になった千葉県南部や伊豆諸島で、15~30メートル(平均風速レベルで)の強風が吹いたようだが、進路の左側(西側)に入った首都圏より北の方の風速は、さほどでもなかった。

首都圏で暴風雨となるのは、
静岡から伊豆半島あたりに台風が上陸し、これが列島を北上(日本海側へ抜ける等)するか、
あるいは今回よりももう少し北の方(群馬栃木あたり)を通るような場合が多い。
数年前に、千葉の方で鉄塔が倒れたりした、強力な台風が来た際は、このうち2番目の方のパターンだったと思う。

もっとも、上陸すれば台風は通常弱まる、しかも、中部山岳地帯を通過するとなると、急激に衰えることとなる。

まあ、そうはいっても、「備えあれば何とか」で、休校・運休は正しい判断なのだろう。



ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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