BBキング死去。そして日本は。

BBキングが死んだ。

もう90才近く。よく今まで生きてたな、という感じ。
つい最近まで現役だったそうな。

BBキングは、若干泥臭さが薄い、スマートという印象(先入観)があり、
他のブルースギタリストやミュージシャンと比べて、あまり食指が伸びなかった。
しかし、多くのミュージシャンに多大な影響を与えた、
偉大なアーティストであることは疑いないであろう。
まだ自分が知らないことがたくさんあるのだと思う。


それにしても。

憲法改正せずに、大事な法案が大量に通ろうとしている。

たぶん遅かれ早かれ、通るのだろう。
今国会で。
国民が選んだ議員さんたちが、いろいろ話し合った結果。


テレビで討論番組とかやっているが、
賛成意見のほとんどは、法整備の必要性を言うだけ。
憲法改正の件は全く触れていない。
要するに、必要があれば、憲法や長年の政府の憲法解釈なんて、どうでもいいということ。

一般的な感覚は、そうなのかもしれない。

誰だ。戦後教育が偏向してるとか、戦後教育が崩壊してたなんて言った奴は?
ここに来て、戦後教育の効果が十分出ているではないか。

一学期が終わっても平安時代ぐらいまで行ってるかどうかと言う、すばらしい日本の日本史の教育。
古墳時代や大化の改新をあつーーーくやる。

大化の改新のことはみんな(国民の大半が)知っている。
でも、太平洋戦争のことは、ろくに知らない(敗戦記念日がいつかも知らない奴がたくさんいる。)。
自分もそうだった(入試で日本史選択でなかったので、いまでも中学の知識程度・・いやいや、原爆投下日とか
敗戦記念日はもちろん小学校の頃から知ってたよ。常識でしょ?いくらなんでも。)。

このような日本史の教育のあり方自体、まさに国策としてやってきたのではないかと思えてしまうね。

憲法のことだって、ろくに教えてないだろう。
だから、憲法は国民が「守らねばならないもの」なんていう「(非)常識」がまかり通っている。

私に対し、委任契約書の条項を示して、「これは憲法と同じではないのですか?」といった依頼者がいた。
報酬を値切ってきたのだ。
昔々。
そのことはもちろん、とやかくいうつもりはない(悪意はなかったんだと思う。ただ、受け取る側にとっては十分に悪意ある行動だった。なにせこちらの活動には何ら落ち度がないのだから。)。

どうでもいい話でした。

結局、ろくに偏向もしてなかった(教えてた人が偏向的な内容を教えようとしてたかどうかは知らない)授業、
あるいは、ろくに心に響かなかった授業を施していた効果が、今着々と生じている。

ホント、学校の先生というのは大変な仕事だ。最近は特にそうみたいだ。

でも、せめて、憲法というのが、国民が「守るべき」ものという位置づけではないということぐらいは、
きちんと教えてほしいよ。
権力に枷をはめるという、そういう類のものだと言うことぐらいは。
そのことを前提として、憲法改正の話を始める、せめてそのぐらいの素地は作っていただきたいよ。

いまから言っても無理か。
一連のことで確実に変わるのは、国際社会からの受け止められ方だろう。
近隣諸国に、こういったことを利用するであろうところがあることは必ずしも否定しない
(とりわけ4000年の歴史を持つという国については、個人的にとりわけ1989年のあの出来事以来あまり信用していない・・言っておくが、国(王朝政府)について。個々の国民についてではない。)。
しかし、国際社会というのは、いうまでもなく2,3カ国でできあがってるんではないからね。
なんとかミクスではなく、なんとかリスク、なんていう言葉もいろんなところで聞こえてるな。

この問題について、詳しい方々のような議論は、あまりできませんが(笑)。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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