ストーンズの新譜にはクラプトンが参加。これって・・。

ストーンズのギタリストと言えば、言うまでもなくまずはキース。そしてロニー。

あとから参加のロニーだって、もう参加から40年を超えている。新参者のはずはない。
まさしくストーンズのギタリストだ。
キースは言うまでもなく、50年選手。

ところで、今回のストーンズのブルースアルバム、クラプトンが2曲で参加している。
たまたまレコーディング時に近くにいたんだと思う。
曲を聴くと、あきらかにクラプトンと分かるフレーズで弾きまくっている。
でも、これって、キースとかはどんな感じなんだろね。

もう、技術的にどうのこうのというのはいいから、
とにかくいっしょにやれてそれでいい、という感じかね?

これを聞いて思いだしたのが、ストーンズの往年の「ロックンロール・サーカス」。
68年頃に作成されたが、事実上お蔵入りで、今世紀に入ったころビデオとしてようやく市販されるようになった。
この中で、フーとかジェスロ・タル(ギターが何故かトニー・アイオミ)の演奏がキレキレなのに対し、
ストーンズの演奏では、演奏自体はともかく、ずっと待たされた参加者・聴衆が疲れ切ってダレているのが印象的だった。
マリアンヌ・フェイスフルも、ミックに振られたあとなのか、なんというか目もうつろ。

そんなことよりも、ここではスーパーグループが結成されていた。
ジョン・レノンがvol、クラプトンがギター、キースがベース、そしてドラムがミッチ・ミッチェル(ジミヘンのエクスペリエンスの人だよ)。さらにヨーコ・オノと謎のバイオリニストも参加。
すごい構成。
のちのプラスティック・オノ・バンドみたい(その前身みたいな感じか?あれもギターはクラプトン、
ベースはマンフレッド・マンのクラウス・ヴーアマン、ドラムスはアラン・ホワイト(のちにイエス)。)

このときのクラプトンのプレイも結構キレキレなのだが、
なんといってもキースが、ここではギターを弾くことを断念し、ベースを弾いているのだ。
これって、どんな気分だったのだろうか。

当時のクラプトンは、まだクリームのメンバーだったのかね。
若い時代のまさに黄金期にいたわけ。
でも、ストーンズだって当時は中期の黄金期に入りたてのころ。
当時はまだブライアンもいたが、やはりキースがリードギタリストだろう。
「悪魔を哀れむ歌」でも、ビンビン弾いてただろうに。

別に、心配することはないし、深い意味も問題もないのだろうけど、
なんというか、これはしょうがないことなのかな。
本人が楽しんでるんだろうし、別にプロダクションやレーベル、さらにミックに言われてクラプトンにリードを弾かせたわけでもないだろうしな。

なんとなく、ちょっと思っただけです。
まあ、ブルース好きが集ったと言うことでいいんだよね。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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