夏ゐぬる

今日の浦和は午後から雷雨になって、その後気温がぐんと下がった。都内にある自宅も気温がかなり下がった感じである。

早いもので、もう明日で8月も終わり。

働き始めてから、別に「長ーい夏休み」などないのだけれども、やはり7月後半から8月になると、ちょっと気持ちがゆったりする。
学生時代の、あの夏休みの感覚。
everything but the girlとか、durutti columnとか、スタカンの「cafe bleu」(うえちょん入れられない)とかが似合っていたあの頃の感覚、そういった感覚で、また夏が来るなあ、などといつも思う。

しかし、始まってみれば、それはやはり東京の、埼玉の夏。つまり、「亜熱帯っぽい、蒸し蒸しした夏」なのである。
始まってみれば、やはりいつの年も、蒸し蒸しして、汗だくで、しかも近年はどんどん気温が上がっていて、冷房の助けがないと、どうにも普通には過ごしようもない、日本の太平洋側の夏なのである。

始まるまでは、「いつも暑い暑い言ってるけど、今年はそれなりに過ごせるんじゃないか?」などと考えているけど、
実際やってくると、とても過ごせない夏。

そんな、どうしようもない季節。
とりわけ、長ーい夏休みなどない身分になってからは、ホントに「とても過ごせない夏」なんだけれども・・。

それでも、いつもやってくるときはなんとなく胸が躍り(具体的な楽しみがあるわけではない)、
「去ぬる」ということになれば、なんとなく寂しい、もう終わってしまうのか、という季節、
それが夏なのである。

最後の1日は、負けられない事件の尋問だあ。

もう、あの時間がいくらでもあると思えた季節は、あのときの感覚のままではやってこないよなあ。

ろっくおじさんの戯言

ビートルズが全米制覇をした年に生まれた男(いちおうべんごし)が、音楽ネタや日々の雑感を綴る。仕事には役に立たないブログ。

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