退院後2ヶ月がそろそろ過ぎようとしており、感覚的にもシャバの生活にほぼ戻ってきている。仕事のペースもすっかり戻ってしまい、お陰様でと言った方がいいのか、忙しい日々である。
当時の状況は肌感覚としては結構忘れつつあるが、まだ少し体の状態が残っているので、全面的に健常人生活といった感覚にはなりきれていない。
第1にはなんといっても、「尿漏れ」である。
尿意を抑えていたあたりの部分を摘出しているから、尿管の押さえが聞かなくなっている状態で、「尿漏れパッド」は必須アイテムになっている。
これまで、「ああ、ノコギリヤシね」「尿漏れパンツね」なんて感じで、ちょっと揶揄も入ったような目で見ていたところもあったが、自分がまさにその当事者となっている。これまで行ったことのない薬屋のその手のコーナーへ自ら出向く。
入院が長引いたこともあり、私と同じ手術を受けた人の中では、年齢的なことも含め、回復が遅いとのことだ。
まあ、いつか治ると信じているけれども、気にせず日々の生活を過ごしている。
第2には、やはりイレウス(腸閉塞)の後遺症である。
イレウスの治療というのは、単調なもので、単に絶食して点滴をし続ける、というものであったが、点滴というのはこんなに煩わしく辛いものかとしみじみ思っていた(これはまたいずれ述べる。鼻から管を入れる治療にならなかったのはよかったが。)。
現在は便通もほぼ普通に戻っている上、食事も特に制約はない(飲酒も禁止されていない)ので、普通にやっているのだが、「大建中湯」という腸の薬はずっと服薬している。入院中からあった、なんとも言えない腹筋の痛み(まあ、筋肉痛ですね)が、未だに残存しており、また、未だに腹部の随所になんとも言えない「詰まり感」が残っている。ネット情報を覗くと、イレウスというのは再発も結構あり、また忘れたころにやってくることもあるそう。気にしないようにはしているけれども、なんとなく不安もあるので、最近は飲み会にはほとんど出ないようにしている。
それにしても、主治医によれば、私と同じ手術を受けた人の中で、イレウスになったのは、約650件中2例目だとのこと。しかも、その1件目の人は、直後ではなく数年経ってから発症したらしい。直後になったケースは初めてと言うこと。確率にして1%を大きく下回っている。これはこれで、すごいことなのか?医療過誤だとは思っておらず、合併症なんだろうけれども、あれは説明は受けても普通は生じないものだと思っていたのだが、初めての本格的な入院・手術で、こんな事態になってしまっており、まあ、これはやはり大変なことなのかね?
主治医の先生の医学論文とか報告のネタにして頂き、医学の進歩のためにこの情報を使ってもらいたいと、心より思っている次第です。こういったことの一つ一つが医学の進歩につながるんだろうから。
当時の状況は肌感覚としては結構忘れつつあるが、まだ少し体の状態が残っているので、全面的に健常人生活といった感覚にはなりきれていない。
第1にはなんといっても、「尿漏れ」である。
尿意を抑えていたあたりの部分を摘出しているから、尿管の押さえが聞かなくなっている状態で、「尿漏れパッド」は必須アイテムになっている。
これまで、「ああ、ノコギリヤシね」「尿漏れパンツね」なんて感じで、ちょっと揶揄も入ったような目で見ていたところもあったが、自分がまさにその当事者となっている。これまで行ったことのない薬屋のその手のコーナーへ自ら出向く。
入院が長引いたこともあり、私と同じ手術を受けた人の中では、年齢的なことも含め、回復が遅いとのことだ。
まあ、いつか治ると信じているけれども、気にせず日々の生活を過ごしている。
第2には、やはりイレウス(腸閉塞)の後遺症である。
イレウスの治療というのは、単調なもので、単に絶食して点滴をし続ける、というものであったが、点滴というのはこんなに煩わしく辛いものかとしみじみ思っていた(これはまたいずれ述べる。鼻から管を入れる治療にならなかったのはよかったが。)。
現在は便通もほぼ普通に戻っている上、食事も特に制約はない(飲酒も禁止されていない)ので、普通にやっているのだが、「大建中湯」という腸の薬はずっと服薬している。入院中からあった、なんとも言えない腹筋の痛み(まあ、筋肉痛ですね)が、未だに残存しており、また、未だに腹部の随所になんとも言えない「詰まり感」が残っている。ネット情報を覗くと、イレウスというのは再発も結構あり、また忘れたころにやってくることもあるそう。気にしないようにはしているけれども、なんとなく不安もあるので、最近は飲み会にはほとんど出ないようにしている。
それにしても、主治医によれば、私と同じ手術を受けた人の中で、イレウスになったのは、約650件中2例目だとのこと。しかも、その1件目の人は、直後ではなく数年経ってから発症したらしい。直後になったケースは初めてと言うこと。確率にして1%を大きく下回っている。これはこれで、すごいことなのか?医療過誤だとは思っておらず、合併症なんだろうけれども、あれは説明は受けても普通は生じないものだと思っていたのだが、初めての本格的な入院・手術で、こんな事態になってしまっており、まあ、これはやはり大変なことなのかね?
主治医の先生の医学論文とか報告のネタにして頂き、医学の進歩のためにこの情報を使ってもらいたいと、心より思っている次第です。こういったことの一つ一つが医学の進歩につながるんだろうから。
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