くだんの検察官定年延長問題にかかる法改正の審議の関連で、
検察庁OB有志が、連名で意見書を提出したという。
その中に、私が修習していた当時の、さいたま地検(当時浦和地検)の検事正の名前があった。
85歳だという。
親とほぼ同世代である。
自分が、この人と同じ年齢になった時点で、胸をはって、自分の仕事のために、
あるいは、人々の権利のために、立ち上がることが出来るのか。
すでに今の時点で、いろいろなことに既視感を抱き、自分の限界ばかりに思いを致している自分に、(仮に生きていたとして)そのころにそのようなことができるのかどうか。
よほど自負があり、それに裏付けがなければできない。
自分にはそこまでは出来ない。
しかし、出来ればいいと思うが。
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